連日「週休3日」が話題になっている。日立製作所とパナソニック ホールディングスが相次いで2022年度中の導入を検討していると発表したことがきっかけだ。 日立やパナソニック、そしてすでに制度を導入をしている塩野義製薬やヤフー、佐川急便などは「週休3日を選べる企業」として一緒くたに語られることがままあるが、企業によってその制度は全く異なる。特に日立とパナソニックの制度は対照的なため、比較すると両社の方針の違いが明確になる。 日立の週休3日制 ポイントは「給与維持」 関連記事 「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機 自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──? 本当は怖い「週休3日制」 導入にはデメリットも 「選択的週休3日制」の導入を検討する企業が増えている