大学生ニートblog - 「友情はセックスのない恋愛である」 大学生ニートblog - 反応と応答「友情はセックスのない恋愛である」をめぐって〜利害関係と友情、相転移モデル、過去の議論〜 最初の記事では、恋愛が友情を含む包含関係が成り立つとしてある。恋愛が友情を包摂するというのは、性的欲望が全ての欲望の元になっている、という(人口に膾炙した)「リビドー」論の発想に近い。 次の記事ではその論理モデルを物理モデルに拡張している。すなわち、友情から恋愛への発展を、水が水蒸気になるような相転移現象として捉えた。水蒸気が液体の水の状態を含むわけではないので包含関係ではない。例えば、「男女の友情が成立しにくい」というのをこのモデルで説明すれば、水の温度が100度で打ち止めになるように、友情の温度が上昇していくと、一定のレベルで恋愛に転移しようとする力が働き、友情のままではいられないのだ、と考えられるか