タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/naokimed (2)

  •  ブルデューとトランスナショナルな社会空間 - 社会学徒の研究(?)日誌 ”La sociologie est un sport de combat”

    ブルデュー研究, 社会学ブルデュー社会学における重要概念の一つとして、「社会空間」があります。日では、この言葉がブルデューと関係なく使われることが多いのですが、何を意味するかについて研究者間でのコンセンサスがあるわけではありません。漠然と使っている研究者が大半ではないかと思います。しかし、ブルデューの「社会空間」は明確な理論モデルとして構想されており、抽象的ではあっても漠然としてはいません。この概念はブルデューに内在的な立場からではなく、より外在的に応用を目指す立場の研究者にとっても重要です。こういうわけで、今日は重要だが分かりづらい「社会空間」について書いてみようと思います。(執筆中の論文のネタなので、わざと大雑把に書きます。でも、なるべく分かりやすく書きます。) 1.ブルデューにおける「社会空間」とは? はじめに、日でブルデューの「社会空間」概念がどう紹介されてきたのかを論じたいの

  • ブルデューのハビトゥス概念 - 社会学徒の研究(?)日誌 “A quoi sert la sociologie ?”

    ブルデュー研究 ハビトゥス概念について、「有名だから自分は当然のごとく知っている。」こう思い込んでいる人は、多いはずです。しかし、社会学者に限定すると、この概念を分かっている人は日にいくらもいないと思います。実際には、ほとんど何も分かってないのに知ったかぶる大学教員が多いので、学生の方は気をつけましょう。(ウィキペディアも全く役に立ちません、念のため。)たとえば、宮島喬氏などは、その典型例です。ブルデューの社会学を「文化的再生産論」で括るというとんでもない曲解をし、社会学辞典まで作ってブルデューの諸概念についてでたらめなことを書いています。 「文化的再生産論者ブルデュー」という虚像が広められたのは日とイギリスにおいてですが、イギリスでは世紀が変わってから、そういう虚像を真に受ける社会学者は皆無になりました。でも、日では未だに『社会学』(長谷川・藤村・町村・浜/共著)などの代表的な社会

    kamayan
    kamayan 2009/12/02
  • 1