本屋さんに積まれている自己啓発書やビジネス書を開いてみると、「人生を成功させる法則」として「何があっても前向きに!」「夢はかならず叶う」「目標はとにかく大きく」など、ポジティブな言葉がよく並んでいます。 もちろん、こういった本を読んで素直にやる気が出るという人は何も問題はないのですが、ほとんどの人はそうそういつもポジティブにいられるはずもなく、こういった本に対して息苦しさを感じてしまうことも。 本当に、ポジティブでないと仕事や人生で成功できないのでしょうか? 決してそんなことはありません。 『5分の使い方で人生は変わる』(角川フォレスタ/刊)の著者、小山竜央さんは、「人は生存本能の観点からネガティブな思考に向かいやすい」として、その性質を無理にポジティブな方に曲げない「ネガティブ思考の成功法則」を教えてくれます。 ■普通の人がジョブズを目標にしても無駄 よくある成功哲学の本で、お手本として