化石を調べる米国立進化統合センター(National Evolutionary Synthesis Center、NESCent)のダン・クセプカ(Dan Ksepka)氏(2014年7月7日提供)。(c)AFP/DAN KSEPKA/HANDOUT 【7月8日 AFP】米サウスカロライナ(South Carolina)州で発掘された化石が、これまで知られている飛行可能な鳥類のものとしては、最大の翼幅を持つことが判明したとの研究報告が、7日の米科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」に掲載された。 論文によると、新たに確認されたのは「ペラゴルニス・サンデルシ(Pelagornis sandersi)」と呼ばれる鳥類で、発見された化石の翼幅は6メートル40センチだった。現在生息する世界最大の海鳥