中国北京の釣魚台迎賓館(Diaoyutai State Guesthouse)で開かれた米中戦略経済対話(Strategic Economic Dialogue、SED)に到着したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官(2012年5月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/Mark RALSTON 【8月29日 AFP】米国務省は28日、9月上旬に予定されているヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官の中国訪問の際、東シナ海などの領有権問題で緊張が高まっている周辺のアジア諸国との間で武力を行使することがないよう同政府に対し警告する方針であることを明らかにした。 米中両政府の発表によると、クリントン米国務長官は5月以来3度目となるアジア訪問の一環として9月4~5日の日程で北京を訪れる。周辺では、中国により軍事施設が新設され物議を醸している南シナ海(