「美・坊主」とされる僧侶10人によるファッションショーが1日、奈良市東寺林町のならまちセンター市民ホールであった。会場には約300人が詰めかけ、立ち見も出る盛況だった。 開創1200年を来年迎える高野山(和歌山県)のPRイベント「こうやさんフェスタin奈良~行くなら高野山~」の一環。若手僧侶らでつくる高野山真言宗青年教師会が企画した。 全国約1500人の会員から整った顔立ちの10人が選ばれた。普段はあまり見られない高僧が身にまとう衣装や修行の際の衣装などを観客に披露した。
奈良市の東大寺法華堂(三月堂)の本尊、不空羂索(ふくうけんさく)観音立像(国宝、8世紀)の宝冠にあしらわれている宝玉のうち、3割が弥生・古墳時代にアジアから輸入したガラス玉である可能性が高いことが分かった。27日に開かれた東大寺主催の講演会で、宝冠を調査した中井泉・東京理科大教授(分析化学)が明らかにした。前時代の宝玉を意図的に転用したとみられる。 観音立像の頭部を飾っている宝冠には、1万数千点の色鮮やかな宝玉があしらわれている。これまで9割以上がガラス玉と分かっていたが、制作時期は不明だった。中井教授はX線による非破壊分析装置で20点を分析。15点は鉛が主成分だったが、5点は鉛を含まないアルカリガラスだった。 中井教授によると、国内最古のガラス工房とされる奈良県明日香村の飛鳥池遺跡(7世紀後半)では、黒や白の鉛ガラスが生産されており、観音立像の制作時期と合致。一方、青色系のアルカリガラス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く