米シンクタンク「戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies、CSIS)」で、安倍政権の経済政策「アベノミクス」について講演する麻生太郎(Taro Aso)財務相(2013年4月19日撮影)。(c)AFP/Nicholas KAMM 【4月22日 AFP】麻生太郎(Taro Aso)財務相は21日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)に対し、日本の自律的な景気回復は少なくとも「2~3年先」になると述べ、デフレ脱却には2年以上かかるとの見通しを示した。 麻生財務相は「数年かかるだろう。2~3年とみている」と述べるとともに、2年間で2%の物価上昇率を実現するとの日本銀行(Bank of Japan)の目標について、「日銀の予想よりも長くかかるのではないかと考えている」と語った。