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ブックマーク / kokorosha.hatenablog.com (14)

  • 宗派が乱立する半熟ゆで卵の製法を統一。簡単&短時間&失敗なく半熟卵を作る方法と、ゆで時間と仕上がりの比較写真 - ココロ社

    ココロ社のクッキングコーナーを始めようと思うが、まず半熟ゆで卵の作り方について書きたいと思う。 たかが半熟ゆで卵といえども、その製法にはいくつかの宗派がある。たっぷりのお湯でゆでる宗派もあれば、少量のお湯で蒸す宗派もあり、後者が最近のトレンドのように見える。 それぞれの製法の妥当性を卵20個以上をゆでて検証し、短時間ででき、手間もかからず、安定して作る方法を確立したので報告させていただきたい。 失敗作も含めてスタッフ(=自分)がおいしくいただいたため、正直言って、しばらく卵を見たくない気持ちになってしまったのだが……。 最初に試行錯誤の末の結論としてのレシピを記しておき、なぜこの結論に至ったかについては、それぞれの宗派の言い分と合わせてその後に記しておく。 【準備するもの】 たまご…1~5個(常温ではなく、冷蔵庫にあるもの) 水…100cc 【製法】 (1)鍋に100ccの水を入れて強火で

    宗派が乱立する半熟ゆで卵の製法を統一。簡単&短時間&失敗なく半熟卵を作る方法と、ゆで時間と仕上がりの比較写真 - ココロ社
  • 「ダサピンク現象」は、男女の問題ではなく文化的差異の問題である - ココロ社

    はてな界隈でのみ話題になっている話はなるべく扱わないというのがこのブログの方針である。はてなユーザー以外の人にも読んでもらいたいからで、はてな界隈で話題になっている話を扱いたい場合は、より一般論として読めるようにテーマを変えて書くようにしている。 ただ先日、ピンク色のプロダクトが多く見当たるという一般的な事象について記事を書いたときに、あくまでもその一部として「ダサピンク現象」について言及しただけで、もう書かない方がいいなどというご意見を頂戴した。つまり、もっと書いてほしいと思っているのに、それが素直に言えないのである。 今回は、そんな愛くるしい方々の熱いリクエストにお答えし、心をこめて「ダサピンク現象」についての考察をしていきたい。 「ダサピンク現象」の定義とその具体的な事例 はてな界隈で話題になっている「ダサピンク現象」は、どのように定義されているかをまとめておこう。 「ダサピンク現象

    「ダサピンク現象」は、男女の問題ではなく文化的差異の問題である - ココロ社
  • 衰退しつつある産業がやりがちな「お説教広告」について - ココロ社

    テクノロジーの進化が、かつて栄華を極めていた巨大企業のビジネスモデルを成り立たなくさせてしまうことがある。たとえば郵便。物流はなくてはならないが、信書について考えてみると、手紙を出すメリットはほとんどない。手書きだと温かみがあるような気がするが、別にLINEで暖かいメッセージをクリエイトすることは可能であるし、手書きの手紙をもらったら手書きで返さなくてはいけないような気がして、むしろありがた迷惑という気もしなくもない。手書きで手紙を書くのなら、往復ハガキで、返事も書いておいてほしいし、それが当の礼儀というものではないだろうか……などと妄言を吐きたくなってしまうほどに信書の電子化は不可避であり、ドル箱であったところの年賀状もまた、衰退の一途を辿っている。 先月の話だが、電車を降りたら不意打ちに遭った。 つまりこれは、「年賀状を出して、ちゃんとした大人になりなさい」という意味である。しかも、

    衰退しつつある産業がやりがちな「お説教広告」について - ココロ社
  • 「なぜ女性向けのプロダクトにはピンク色が多いのか」という怒りにも似た疑問について考える - ココロ社

    男のわりにはピンク色が好きだが、特に自分がジェンダー的なバイアスから自由に生きてきたなどと主張しようと思ってはいないことでおなじみのココロ社です。 女性向けに作られた製品が、考えなしに適当なピンク色にされているように思えることがあるし、インターネットでも定期的に話題になっている。最近では、「ダサピンク」問題と呼ぶ人もいる。たしかに家電量販店などの調理家電や美容家電のコーナーに行くとピンク色の家電が多いのは事実である。 これらの製品、とくに家電などは、中年男性がデザインの決定に深く関与しているというイメージが強いこともあってか、「どうせ女の人はピンクが好きなんでしょ」という傲慢な感覚のもとに作られたような気がしてしまうし、勢い余ってそこにジェンダーの問題を見出すこともあるかもしれない。 「男性向けにミントの香りのものが多い」というのも同じ問題といえるかもしれないが、この手の大雑把に作られてい

    「なぜ女性向けのプロダクトにはピンク色が多いのか」という怒りにも似た疑問について考える - ココロ社
  • 埼玉にある世界最大級の地下放水路「首都圏外郭放水路」の地下神殿では、柱を御神体と思うしかないのだ。 - ココロ社

    首都圏外郭放水路が作られたのは今から12年前。近辺の川の水があふれたとき、地下の水槽に流しこんで貯め、ポンプで江戸川に放水することで周辺の洪水被害を防ぐ、という仕組みである。 この放水路には東京ドーム10杯分の調整実績がある。10杯分が多いのか少ないのか感覚が麻痺してよくわからないけれど、わたしは気が弱く、東京ドームに喩えられたら反射的に巨大だと思うことにしているので、東京ドーム3杯分と言われても驚いてみせることが可能である。 近年、大雨・洪水の被害が増えてきているが、この放水路の管轄内の冠水がなくなり、被害を免れた規模は1兆4000億円にものぼる。 建設費は2300億円とのことだから、ペイするにもほどがある。ただ、税金といえば無駄遣いというイメージがメディアにより刷りこまれており、税金を無駄遣いしていないと少々がっかりしてしまう。無意識に、「無駄遣いしてこそ施設の巨大さが身にしみる」と期

    埼玉にある世界最大級の地下放水路「首都圏外郭放水路」の地下神殿では、柱を御神体と思うしかないのだ。 - ココロ社
  • どうでもいい問題について多数決を取ると無茶苦茶な結果が出るので、気をつけて生きて死にたい - ココロ社

    某細胞を作ったと主張するX保方ユニットリーダーの話。 一部の人にとっては予想外であるところの、彼女への賛同者が多い件について、彼女の「女子力」がその原因であるかのように言う人が多くて、そうなのかなと思う。 女の涙が云々……サイコパス云々……と言いたくなる気持ちもわかるけれども、今回の話は結局のところ、「平均的な国民にとって、細胞の話には興味が持てない」ところに事の発端がある。SAIBO…それは自分の身体を構成する存在でありながらも、どうでもよい気がしてしまう不思議にキュートな存在なのである。 日の報道が特別下品に見えてしまう罠 時計を、X保方ユニットリーダーがまだホワイトなユニットリーダーだったころに巻き戻してみよう。 たとえば、下記のリンクで、イギリスのBBCの報道と日の朝日新聞の報道を見比べてみると、イギリスの報道は発表された内容がどんな意義をもつかについて説明している一方で、日

    どうでもいい問題について多数決を取ると無茶苦茶な結果が出るので、気をつけて生きて死にたい - ココロ社
  • できたてがすぐ食べられ、生活が荒廃する可能性。「ポテトチップス製造ライン」導入のすすめ - ココロ社

    気温が上がってきているとはいえ、それに見合った愉快なできごとがないと、かえってふさぎこんでしまいがちなこの季節。 積極的に生きる喜びを獲得する施策を打っていかないと、たちまち召されてしまいかねないが、そもそも、その積極性が失われていることが事の発端……とするならば、偶然ここをクリックした方は、この記事を読まされ、ポテトチップス製造ライン導入を怪しいオッサンにより提案され、道具を買い揃えさせられ、ポテトチップスを作らされ、ツイートさせられ……など、受動態で小さな幸せを獲得させられていただければ幸いである。体重も増えるので幸せと思わないかもしれないけど……。 おいしいのはもちろん、意外に早くできる ポテトチップス製造ライン導入のメリットは以下の4点が考えられる。 (1)作りたての温かいポテトチップスをべることができる カルビーの作りたてポテトチップスの店で並んだり、郷のファイアーハウスなど

    できたてがすぐ食べられ、生活が荒廃する可能性。「ポテトチップス製造ライン」導入のすすめ - ココロ社
  • 「大阪出身です」「え〜!見えない!」プロブレム - ココロ社

    こんにちは。ココロ社です。 大阪生まれで東京にきて20年以上経って、今は神奈川にいるのですが(過ごしやすくて気に入ってます)、たまに出身を聞かれます。ぼくは人の出身がどこかについては興味を持てなくて、興味があるのは下半身についてのみなので、出身を聞かれるたびに、出身なんて聞いて楽しいのかしらと思うのですが、裏を返すと、「出身の話くらいしかすることがないくらい相手が退屈している」ということなのではないかと思い、もっと楽しい話ができるようにならなアカン……と反省します。 それはともかく、出身を聞かれて「大阪」と返したときの反応をベスト3形式で書かせていただくとこうです。 【第3位】「ウソ!いま大阪弁で話してないじゃない」 大阪人の全員が東京にきても大阪弁で話すと誤解している人はこう言います。こういう人に、明石家さんまは奈良、ダウンタウンは兵庫出身であるという話をすると多少受けますが、「じゃあ今

    「大阪出身です」「え〜!見えない!」プロブレム - ココロ社
  • 企業もブラック風味がすぎると顧客が引いてしまう - ココロ社

    いま実施中のマクドナルドの「60秒以内に提供できなかったらハンバーガー無料券プレゼント」のキャンペーンがインターネットのヘビーユーザーの間で不評です。頭で考えると、「早く提供できると回転率が上がって売り上げが増えるし、お客さんも待たずにすむし、もし待つことになってもお客さんは得をすることになるし、みんな得をする」企画のように思えますが、どうも反応がよくない。日全体としてはどうかというと、必ずしも評判が悪いとは言えないかもと思います。満足しているお客さんは、あえて普段使っているチェーン店について「よかった」などと口にしないからで、インターネット=巨大なお客様相談センターだからです。とはいえ、企業がお客様相談センターで承ったご要望を無視すべきでないのと同様、ネットでの声も一聴に値すると思うので、今回はその話をさせていただきます。 今回の件に関してまずひとつ意外だったのは、インターネットのヘビ

    企業もブラック風味がすぎると顧客が引いてしまう - ココロ社
  • 【結論】なぜ、ファミリーレストランでデートするのがダメなのか - ココロ社

    世の中にはすでに答えが出ているにもかかわらず、いまだに議論されている問題があり、人類のリソースを無駄遣いし続けています。先日話題になった「35歳の男に初デートでサイゼリアに連れて行かれたでござる」に関連して勃発した、「ファミリーレストランでのデートはダメなのか」問題もそうです。 なぜ、すでに結論が出ている問題について議論を蒸し返す人がいるかというと― A子:「気になる人からメールがきたんだけど」 B子:「よかったねー」 A子:「ちょっと読んでくれる?わたしのこと、どう思ってると思う?」 B子:「うーん、単なる業務連絡にしか読めないね」 A子:「えー、でもハートの絵文字が入ってるよ。男が絵文字を使うときはよっぽどらしいっていう話だし……」 B子:「よく見てみなよ。ハートが割れてる絵文字じゃない。そもそも心臓が割れるはずがないから、これ、もとからハートじゃなかったんだよ。曲がりせんべいか何かじ

    【結論】なぜ、ファミリーレストランでデートするのがダメなのか - ココロ社
  • 「選挙権を放棄する」というライフハック - ココロ社

    よく日記などで「選挙に行かなかった」とかチラッと書くと説教をしてくる人がいます。まあ、わたしはマゾなので、そういった不快さも嫌いではないのですが、連続するとちょっと面倒な気持ちになります。そんな感じで、選挙権を得て15年以上経つものの、選挙に行ったことがありません。こう言うと、きまって「せっかくの選挙権を粗末にするとは何事だ!…一票の積み重ねが日を動かすのです!」と怒る人がいるのですが、それは問題のすり替えかと思います。そもそも、そう言う人は、自分の支持政党以外に投票されたら自分の投票分がチャラになって困るはずなのですが、「民主党に投票しよう」と言わず、「選挙に行こう」と、回りくどい言い方をする。もっと素直になればいいじゃないかという気もします。なぜ、「主義主張は人それぞれだけど、とにかくみんな投票に行こうぜ!」と言うのか。それが民意だというのであれば、自分の給料が激安になっても平気なの

    「選挙権を放棄する」というライフハック - ココロ社
  • オリンピックで激増するスポーツハラスメント、略してスポハラ - ココロ社

    オリンピックの季節ですねー。「オリンピック……それって何?」と思っている方もいると思うので簡単に説明させていただきますと、オリンピックとは、各国から選ばれた体力自慢の人々が国の威信をかけて競い、体力に自信のない人たちは大画面のテレビを通じて、どんなに自分と姿形が似ていなくて趣味が合わなくても、自分の属する国籍を有しているというのでればその選手たちをしばしば夜を徹して応援し、その結果について翌日学校や職場で確認しあい、たまに仕事の話をするときのたとえ話に使ったりする……というコミュニケーション能力とナショナリティの祭典のことを指します。ワールドカップもだいたい同じです。 「きのうのアレ、当然きみも観戦したと思うんだけど、感動したよね」的なムードに吐き気がする 昨日のスポーツの結果について、「きのうのアレ、当然きみも観戦したと思うんだけど、感動したよね」的に会議のアイスブレイクとして話題にのぼ

    オリンピックで激増するスポーツハラスメント、略してスポハラ - ココロ社
  • モテない人も、恋愛をプロジェクトとして考えればうまくいく - ココロ社

    こんにちは。 去年、「恋愛を書いてください!」と言われて、どさくさに紛れて、小説を書きたかったので小説としての企画書を作ったら通ってしまい、阪急コミュニケーションズさんの懐の深さに感激しました。できたのがこの『モテる小説』です。日より絶賛発売中です。 チャレンジングな表紙やねー。中身はもっとチャレンジングやけども……。 このは、ビジネス書の手法を使って書かれた「役に立つ恋愛小説」であり、「ロマンを一切排除した恋愛小説」であり、つまり無茶苦茶なです。今回は、恋愛をロマンチックなものと誤認するから恋愛がうまくいかないのであって、単純にプロジェクトとして考えたらうまくいく、という話をさせていただきたいと思います。 恋愛というのは、人間の活動において聖域のような扱いを受けていますが、もはやこの世に聖域などありません。たとえば神聖ニシテ侵スベカラズだったはずの皇室についても、エレガンス子さ

    モテない人も、恋愛をプロジェクトとして考えればうまくいく - ココロ社
  • 学費援助サイトを叩いた人も、ひとり900円くらい援助していたことになる - ココロ社 ♪ほのぼの四次元ブログ♪

    こんにちは。 studygiftという、「学費を援助してください」というサイトがオープンとともに炎上しました(写真左)。企画そのものだけでなく、学費が出せなくて困っている坂口さん自身についてけっこうな言われようだったようで大変お気の毒です。 「援助してください」という希望について、わたしたちが取れる行動は、「援助する」「援助しない」の二択のはずなのに、「援助を希望するなと説教する」という、三つ目の選択肢を選ぶ人がいらっしゃいました。まあ嫉妬のあまりそうしたくなる気持ちもわからんでもないけれど、叩くという行為が、最終的には自分の首をしめることになるかもしれないのに、と思います。 坂口さんは十分にがんばりやさんだと思います 坂口さんのあれを乞呼ばわりするのはどうなんでしょうね。ぼくの場合、仕事は就職してから嫌というほどできるし嫌すぎて自殺してしまうかもしれないと思ったから学生時代は楽しいこと

    学費援助サイトを叩いた人も、ひとり900円くらい援助していたことになる - ココロ社 ♪ほのぼの四次元ブログ♪
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