偽ニュースを流している「虚構新聞」について、いくつかの批判と擁護があったので、簡単に私見でまとめておく。 まず、エイプリルフールに発信された明らかな嘘が、文脈を離れて誤情報として生き続けた複数の例が、最近も話題になった 長らく発端不明のオカルト情報として生き続けたり。 http://nsmysteryconnection.com/blog/2012/04/post-146.html 超有名でマスメディアにもっとも人気があり、使用頻度が高い「小人宇宙人の捕獲写真」のネタ元がついに特定された。 これまで、1950年代に、西ドイツのケルンの新聞に写真が掲載されたと、まことしやかに伝えられていた。いわく、メキシコに不時着した円盤の乗組員だとされ、宇宙人を連行しているのは、アメリカのFBIかCIA、あるいは旧ソ連のKGBのエージェントだと思われてきた。同時に、「サルの毛を剃ったもの」ともいわれ、フェ