22日の参院予算委員会の締めくくり質疑で、共産党の田村智子氏(比例、南関東担当)が採決前の最終質問者となった。ロシアのウクライナ軍事侵攻を巡り、「安倍晋三元首相のすり寄りがプーチン大統領を増長させた」と過去の外交の総括と反省を求めた。 田村氏は…
ロシア外務省幹部が定例会見で3月3日、日本が北方領土の主権を主張することは「永久に忘れた方がいい」などと発言しました。ウクライナへの侵攻で国際社会から孤立する中、異例の直接的な発言で、領土交渉がさらに難航する恐れがあります。 発言したのは、ロシア外務省のザハロワ報道官です。 ザハロワ報道官は、日本の外務省の宇山秀樹欧州局長が2月28日、国会で「ロシアが北方領土を占領した」と話したことを受け、「日本の外交官の発言に秘められた"報復主義"を指摘したい。我々は(宇山局長の発言は)日本の政界で特定の勢力がロシアに領土を引き渡すよう求めていることを念頭に置いている証拠とみなしている。このやり方は永久に忘れることを勧めたい」と述べました。 日本政府は一貫して「択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は、一度も他国の領土となったことがない日本固有の領土で、ロシアの不法占拠が続いている」との立場
黒枠のラベルは、コンテンツホルダー自身が付与したものです。グレー枠のラベルは本文解析で自動付与されたものです。 【モスクワ共同】ロシア外務省は6日、ロシアが実効支配する北方領土出身のロシア人が米国で米国永住権(グリーンカード)を申請する際に、出身国を日本と記すよう米国務省が規定していることに「1945年の決定でクリール諸島(北方領土と千島列島)はソ連に帰属する。第2次大戦の結果に疑義を呈するものだ」と反発する声明をツイッターで発表した。 北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州のインターネットメディア「サハリンとクリール」が10月、抽選でグリーンカードを与える米国務省の応募規定の中に、北方領土出身者は「日本出身」と明記するよう規定されていると報道した。
暴力によって奪われた北方領土を話し合いで取り戻せると思うのは、政治や外交を何一つ理解していない証です。
「戦争」発言の翌12日午後、北方領土の国後島古釜布の「友好の家」で団員に対し謝罪する丸山穂高衆院議員=同行記者団撮影 北方四島ビザなし交流の訪問団の一員として国後島を訪問した日本維新の会の丸山穂高衆院議員(大阪19区選出)が11日、同島で元島民に対し、戦争による北方領土問題解決を肯定するような発言をしていた問題で、元島民らの間で「交流に支障が出かねない」「戦争なんてとんでもない」と反発が広がっている。 同島出身で訪問団長を務め、丸山氏にその場で反論した大塚小弥太さん(89)=札幌市=は「『戦争』と聞いて驚き、とんでもないと思った。衆院沖縄北方問題特別委員会の委員でもあり、人選はよく考えてほしい」と苦言を呈した。丸山氏が酒に酔っていたとの説明には「酩酊(めいてい)でなく(意識が)はっきりしていた」と指摘。同行記者の取材中に割り込んで発言してきた経緯から「失礼だと思った」とも述べた。 同じく訪
日本維新の会の丸山穂高衆院議員(35)が、ビザなし交流で訪問した北方領土・国後島の宿舎で11日、訪問団の大塚小弥太団長に対し、「戦争しないとこの島は取り返せないのでは」などとする趣旨の質問をしていたことが13日、分かった。 丸山氏は13日夜、都内で会見し、「多くの方に不快な思いをさせ、おわびしたい」と謝罪した。その上で、「私の不適切な発言を撤回したい」と述べた。 しかし、日本の国会議員が、領土問題の解決手段として「戦争」と武力に言及したことは、大失言だ。北方領土問題をめぐり、微妙な関係にあるロシア側の反発も予想される。 発言が飛び出したのは夕食の後で、当時、丸山氏は酒に酔っていたとされる。 丸山氏は15年12月末に、都内の居酒屋で酒を飲み、店から出た際に一般男性と口論になった。その際、相手の手をかむなどのトラブルを起こし、党から厳重注意されたことがある。この後、再度酒のトラブルになるのを防
2019年版の外交青書で18年版にあった「北方四島は日本に帰属する」との表現が削除されたことについて10日、自民党の会合で批判が相次いだ。政府が削除したのはロシアを刺激しないようにする配慮からだったが、「身内」の自民議員からは「交渉が何も進展していないのにメッセージだけ弱めている」といった不満が続出した。 外交青書は、国際情勢や日本外交について政府の認識や方針を示した公式文書。北方領土問題や日ロ平和条約交渉についても安倍晋三首相や河野太郎外相の国会答弁などに沿って書かれている。 10日の自民党外交部会と外交調査会の合同会議では「固有の領土という表現は基本原則のはずで残すべきだ」「ロシアから文句を言われ、自発的に日本の基本原則を捨てた」と批判が相次いだ。 外務省幹部が「日本政府の北方領土に関する法的な立場は変わっていない。ロシア側との交渉でしっかり主張している」と理解を求めたが、「全然説明に
大山鳴動してネズミ一匹とはこのことか。「2島返還+α」と言っていたのが、いまや「0島返還」。加えて1兆円ものカネをロシアに掠め取られようとしている。「プーチン一本勝ち」の日ロ交渉を追う。 山口宇部空港から山間の国道316号線を車で走ること1時間10分余り、蛇行する音信川の川縁に、収容人数550名を誇る巨大な建造物が、その威容を現した。安倍晋三首相のお膝元、山口県が誇る天皇皇后も泊まった最高級旅館「大谷山荘」である。 安倍首相は12月15日、長門市湯本地区に聳えるこの創業62年の老舗旅館に、ロシアのプーチン大統領を案内する予定だ。 12月初旬、本誌記者がこの地を訪れると、国道沿いの4ヵ所に、「歓迎 日露首脳会談」と書かれた横断幕が掲げられ、異様な光景が広がっていた。ダンプカーやトラックなどがせわしげに行き交い、地元住民たちが「プーチン特需」と呼ぶ大型工事が、急ピッチで執り行われていたのだ
共産党の志位和夫委員長は18日、国会内で菅義偉官房長官と会談し、ロシアとの北方領土交渉ではあくまで千島列島の全面返還を求め、歯舞群島と色丹島の「2島先行返還」が実現した場合でも平和条約を締結しないよう要請した。 志位氏は要請文で、1855年の日魯(ろ)通好条約と1875年の樺太・千島交換条約で「全千島列島が日本の歴史的領土になった」と主張。日本領土の範囲を画定した1951年のサンフランシスコ講和条約は、ソ連が対日参戦の条件とした「千島列島の引き渡し」を米英側が受け入れたもので「『領土不拡大』という大原則に背く不公正なもの」と位置づけた。 志位氏は、サンフランシスコ講和条約の千島関連条項を無効化し、千島列島の全面返還を内容とする平和条約を結ぶよう主張。一方、歯舞・色丹は「北海道の一部」として先行返還を容認するが「その場合は中間的な条約と結びつけて処理」することを求めた。
[10月7日(ロイター) ]-ロシアと日本は何十年もの間、千島列島の4つの島である北方四島の領有権をめぐって争ってきた。そのために経済関係を強化することも、第二次世界大戦以来の緊張関係を終わらせることもできていない。 日本がロシアによる北方四島の支配を不法占拠だと見なす一方で、ロシアは解決済みの問題だと考えている。日本は侵略戦争を始めて負けたのだから、領土の喪失を当然の結果として受け入れなければならないと考えているのだ。 ロシアは今、苦しい立場にある しかし現在、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と日本の安倍晋三首相は、ついに北方領土問題を解決に向かわせる予想外のパートナーになったようだ。国家主義的なタカ派の二人が、これまでの穏健派には決してできなかった合意を実現できる立場にあるのかもしれない。 ロシアは今、米国主導の厳しい国際制裁の下で苦しんでいる。2014年にロシアがクリミアを併合し
北方領土で日本人労働者を発見――――。 日本人の入域が厳しく制限されている北方領土・択捉島の内岡(なよか)で7月4日、日本人が無許可で上陸しているのを「ビザなし交流団員」として同島を訪れていた日経ビジネスの記者が目撃した。 この60代男性は本誌の直撃取材に「何度も北方領土に上陸している。(入域するな)という外務省からの通達が来ているが無視している」と答えた。男性はロシアの水産会社に雇われ、北方領土水域で、はえ縄漁に関わっていると見られる。 外務省は日本人がパスポートを所持し、ロシアビザを取得して北方四島に入域することを禁じている。これはロシアの管轄権を認めることになるからだ。 だが、これまで「日本人が無許可で上陸している」との未確認情報は存在していた。しかし、現地には日本人は誰ひとりとして住んでおらず、上陸行為を確認することはできなかった。近年、現地で日本人に接触するのは、日経ビジネスが初
北方領土のCMに大ブーイング 「愛国心煽りだ」「怖い…何かが始まっている」「住みたい人いるの?」 1 名前: TEKKAMAKI(宮城県)@\(^o^)/:2015/02/08(日) 15:02:34.26 ID:5ybkQkzb0●.net 「北方領土の日」CM 予想以上にブーイングが多かった理由 「そこは日本なのに。今、日本人が住むことができない場所。ほら、こんなに近いのに……。北方領土は日本固有の領土です」 そんなナレーションとともに、真っ白いキャンバスに見立てた画面には、北海道本島から見てわずか16km程度しか離れていない国後島の稜線と、それを眺める少女がパステル鉛筆でササッと描かれる――。 今年は例年にも増して、2月7日の「北方領土の日」を知らせる政府広報を多く目にしたのではないだろうか。2009年の鳩山政権時におこなった「事業仕分け(行政刷新会議)」により、大幅な予算カットを余
紫音さんから,丁寧なエントリをいただいた。 北方領土と太平洋戦争 〜日露間懸案事項解決のために〜 - 戯言 by 紫音 それに応答する前に,10年前に行われた議論を読んでみたいと思う。 平成11(1999)年,民間人からなる「北方領土復帰問題研究会」は,ひとつの報告書を提出した。「北方四島復帰に伴う諸問題――主として露系住民の処遇について」と題されたそれは,文字通り北方領土復帰後のロシア系住民との共存の在り方についての提言である。 以下にそれを紹介してみたい。 まず,彼らは3つの大原則を掲げる。第一は、北方四島の日本復帰(以下「復帰」という。)に際し、それまで北方四島に定住していたロシア住民のうち、一定期間以上の定住者については、希望すれば原則として、ロシア国籍のまま家族ともども日本の永住権が認められるべきこと。第二は、復帰にあたって、帰国を希望するロシア国民には、そのための相応の支援が得
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く