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ブックマーク / foxnumber6.hatenablog.com (8)

  • 冴えない彼女の育てかた♭ #7 加藤恵と携帯電話 - 第六の絶滅

    2016年も2017年もアニメ全部観てるけどまとめを書くのが全然追いついていない。なので『冴えカノ♭』の携帯電話を使った演出が超すごいことについて書く。 ■ #7 「リベンジまみれの新企画」 絵コンテ:亀井幹太、演出:板庇迪 SSE*1の体調を気遣いゲームの発売延期を決定した倫也に、蚊帳の外に置かれた加藤恵は怒り、倫也はガン無視される。SSE・霞ヶ丘詩羽ら他のサークルメンバーとはうまく行っているようでどこか噛み合わない。ある日の下校中、喫茶店の窓に加藤の姿を見つけた倫也は、意を決してメールを送る……という場面。 喫茶店の窓に加藤の姿を見つけた倫也。喫茶店前の道路を2台の車がすれ違う。 立ち止まり、加藤の姿を見て考える倫也。また2台の車がすれ違う。 加藤の横顔。窓には右から左へ走る車が映っている。 何かを決意し携帯電話を取り出す倫也。 携帯電話に何か通知が来たことに気付く加藤。逡巡、少し躊躇

    冴えない彼女の育てかた♭ #7 加藤恵と携帯電話 - 第六の絶滅
  • アニメ全部観た2015 - 第六の絶滅

    2014年に引き続き2015年もアニメ全部観た。映らないやつとか存在に気付かなかったやつとか観たのに存在を忘れているやつとか抜けはあると思うが、一応全部書く。現在放送中の未完結作は除外する。 foxnumber6.hatenablog.com ■2015Q1 探偵歌劇ミルキィホームズTD イスラム国の人質事件への配慮から #5「キャロルの身代金」が放送中止と相成った。「ミルキィホームズはテロに屈した」などと茶化していたのだが、2週後、人質が二人とも殺害され事件が終息した(してない)と見るや平然と #5「キャロルの身代金」を放送し、むしろ普通に放送するよりも喧嘩売っている感があった。しかしそれ以外は既に初期の勢いは感じられずかなり退屈なシリーズに終わる。 暗殺教室 こちらもタイトルの「暗殺」自体が引っかかったのか #3「カルマの時間」でテロに屈する。しかし翌週、やはり平然と放送が再開され、日

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  • Wake Up, Girls!という物語 ~ ステージ演出を中心に - 第六の絶滅

    『Wake Up, Girls!』がひとまずの大団円を迎えた。今年公開された続・劇場版 前後篇『青春の影』『Beyond the Bottom』は、『七人のアイドル』からシリーズを追いかけて来た者にとって、非常に満足のいく映画だったのではないかと思う。 昨今隆盛をきわめるアイドルアニメにおいて肝と言えるステージ演出を中心に、映画『Wake Up, Girls!』の足跡を追っていきたい。完全にネタバレ。 ■七人のアイドル 一作目『七人のアイドル』はWUGの結成から初舞台まで、七人の少女たちがアイドルになるという目標のスタートラインに立つまでを描いた映画だ。ただでさえあんまりリソースが足りていなさそうなのに加えてTVシリーズとの同時進行というきつそうなスケジュールも災いしてか、劇場作品としては作画的に少々厳しめの箇所も見受けられるが、基は「アイドル未満の少女」を描くという一のテーマが通った

    Wake Up, Girls!という物語 ~ ステージ演出を中心に - 第六の絶滅
  • NOIR -ノワール- 『イントッカービレ』とワイダ『世代』 - 第六の絶滅

    ※2015/03/25 Twitterで川崎逸朗さんに情報を頂いたので追記。 先日、『世代』『地下水道』『灰とダイヤモンド』のアンジェイ・ワイダ初期三部作を観た。この三はいわゆる“ポーランド派”映画の代表作で、反ナチ運動、ワルシャワ蜂起、反ソビエト運動など、体制への反抗を描いた作品。ポーランド派はイタリアのネオレアリズモの影響を受けていたということで、確かにこの三には『自転車泥棒』に通じるものが感じられた。 『世代』はワイダの監督デビュー作。ナチス・ドイツ占領下のポーランドで反ナチ運動に身を投じる若者たちにフォーカスし、ファシズムに抑圧され、労働者には共産主義が台頭したこの時代のポーランドを取り巻いていた雰囲気が映し出されている。 で、監督:真下耕一、原作・構成・脚:月村了衛の2001年放送のTVシリーズ『NOIR -ノワール-』に『世代』からの引用があったことに気付いたので、それを

    NOIR -ノワール- 『イントッカービレ』とワイダ『世代』 - 第六の絶滅
  • ヤマノススメ抱き枕カバーがもたらしたもの - 第六の絶滅

    2014年12月、『ヤマノススメ セカンドシーズン』は好評のうちに最終回を迎えた。昨年の中でも特に良い作品だったので、以下のような記事を書いたり、微力ながらBlu-rayも臓器を売って購入させていただいている。最終巻に収録されるTV未放送オリジナルエピソードや、4月開催のイベントでサードシーズンが発表されるようなされないような予感もあり、まだまだ話題の尽きない作品だ。 ただ、どうしても一つだけ引っかかることがある。12月末、ヤマノススメ セカンドシーズン #24(最終回)「さよなら、わたしたちの夏」の放送で流れたこちらのCMに衝撃を受けた。 「アース・スター ドリームです!」 「緊急告知!」 「『ヤマノススメ』から」 「あおいとここなの抱き枕カバーが発売決定!」 「2人とも衝撃のビキニ!」 「2月下旬の発売です!」 「アース・スター エンターテイメント」 …………。 …………。 はぁ~~~

    ヤマノススメ抱き枕カバーがもたらしたもの - 第六の絶滅
    kangiren
    kangiren 2015/03/14
    エロ同人とかどうなんだろう?/SHIROBAKOに水着回がないことが悲しかった俺は理解できないなあ。
  • 三毛別羆事件の羆とされている写真について その2 - 第六の絶滅

    とりあえず「この写真は三毛別の羆ではない」ということだけ書いたが、じゃあこの写真はなんなんだというところには触れていなかったのでその続き。 まずこういった指摘があった。 キツネ氏が指摘していた例の勘違い画像、Wikipediaで言われてる「野生のヒグマで最大の記録はコディアック島で捕らえられた個体で1134㎏」なんじゃねぇかと思って情報当たってるけどまぁ当たり前のように確証なし — 現金 (@amuhima) 2015, 1月 6 ヒグマ - Wikipedia 野生のヒグマで最大の記録はコディアック島で捕らえられた個体で1134㎏ 出典は「Dodson S. (2009) Bear-ology:Fascinating Bear Facts, Tales & Trivia. PixyJack Press, Masonville, 191 pp」とのこと。でもこのが出典だったとしても全長推

    三毛別羆事件の羆とされている写真について その2 - 第六の絶滅
  • 三毛別羆事件の羆とされている写真について - 第六の絶滅

    幾原邦彦監督の2015年最新作『ユリ熊嵐』が「『羆嵐』と関係あるんじゃないか?」ということで話題を呼んだり呼ばなかったりしているようだ。 hoooooooly SHIT pic.twitter.com/uCLLd1cWFC — Mad P. (@pancakeparadox) 2015, 1月 5 一応捕捉すると『羆嵐』というのは大正四年に北海道で起きた日史上最大の獣害事件・三毛別羆事件を題材にした吉村昭の記録小説。 まあ羆嵐とアニメとの関係についてはこの際どうでもいいのだが、この巨大な熊っぽい生きものの写真、かなり前からネット上では「三毛別事件の羆」ということで出回っている。 軽く検索したところではこれくらいあった。 【閲覧注意】三毛別羆事件のクマでかすぎワロタ 【史上最大の獣害事件】 三毛別羆事件 アンビリーバボー | 【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ どうやら2011年8月1

    三毛別羆事件の羆とされている写真について - 第六の絶滅
  • Simoun-シムーン- マミーナとロードレアモンの物語 - 第六の絶滅

    ある一部のアニメファンにとって「物語も半ばに命を落とし話題をさらったマミさん」と言えば、『Simoun-シムーン-』のシヴュラ・マミーナである。 この“2006年を百合色に染め上げ*1”た『Simoun-シムーン-』という作品には何組かのカップル(便宜上こう呼ぶ)がいるが、その中でも特に丁寧にその関係性が描写されているのが、このマミーナとロードレアモンだ。 ロードレアモンは由緒正しきシヴュラの家系の生まれで大人しいお嬢様。マミーナはそのお屋敷の使用人の娘で上昇志向の強い勝ち気な少女。 生前のシヴュラ・マミーナ(かわいい) この二人の変わっていく関係性は「髪」を用いて丁寧に描写される。 まずは #10「籠の鳥」 幼少期の二人はまったく違う髪型をしている。 成長した二人は一見違った髪型に見えるが、マミーナはロードレアモンと同じ三つ編みのおさげをリボンで結い上げている。 子供の頃は仲が良かったの

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