16日、三重県桑名市のパチンコ店の駐車場で、生後5か月の赤ちゃんが車の中に置き去りにされ熱中症とみられる症状で死亡した事件で、逮捕された母親が「子どもを育てる自信がなかった」などと供述していることが分かりました。 16日午後、三重県桑名市のパチンコ店の駐車場に止めた車の中で生後5か月の男の子が死亡し、母親の佐藤貴子容疑者(45)が3時間近くにわたって男の子を置き去りにして死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。警察は、男の子が熱中症で死亡したとみて調べています。 警察によりますと、佐藤容疑者は容疑を認めていますが、その後の調べに対し、「子どもを育てる自信がない。1人で考えごとをしたかった」などと供述していることが分かりました。 また、これまでの調べで、佐藤容疑者は以前から育児に悩んでいたとみられ、男の子は家族から相談を受けた児童相談センターの措置でことし6月から乳児院に