「子の看護」と偽り特別休暇=男性調査官を停職−東京国税局 「子の看護」と偽り特別休暇=男性調査官を停職−東京国税局 「子供の看護のため」と偽り、特別休暇を不正に取得したとして、東京国税局は19日、都内の税務署に勤務する男性国税調査官(35)を停職1月の懲戒処分にしたと発表した。 同国税局によると、調査官は2004年6月から今年2月の間、「子供が病気になり看護の必要が生じた」などとうそを言い、特別休暇を22回にわたり不正に取得した。 2月23日になって、看護の状況報告や診療費の領収書提出を求めたところ、うそだったことを認め、同国税局は過去の取得分もさかのぼって調査。取得した日を欠勤扱いとし、給与約68万円の返還を求める。 調査官には子供はいるが、病気ではなく、「出勤する気力がなかった。休んだ日は、映画を見たり漫画喫茶や自宅で過ごしていた」と話しているという。(2009/06/19-19