ナチ被害者8000人分の遺灰発見 元強制収容所付近で―ポーランド 2022年07月14日17時15分 ナチス・ドイツの元強制収容所=13日、ポーランド・ジャウドボ(AFP時事) 【ジャウドボ(ポーランド)AFP時事】ナチス・ドイツ占領下や共産主義時代の犯罪を調べているポーランドの国民記憶院は13日、ナチスが第2次大戦中にワルシャワ北方のジャウドボに設置した強制収容所のあった付近で、約1万5800キログラムの遺灰を埋めた集団墓地が見つかったと明らかにした。遺灰は8000人分に当たる量という。 〔写真特集〕アウシュビッツの記憶 調査担当者は集団墓地に埋葬された犠牲者について、「恐らく1939年ごろに殺害されており、大半はポーランドのエリート層に属していた」と説明した。この収容所では3万人の収容者が死亡したと推定されているが、実際の犠牲者数は立証されていない。 国際 コメントをする