日本初の通信型対応PNDとして登場した2代目エアーナビ。日本におけるPNDのブームに火を付けた存在として、注目されたこの新製品・新サービスは今後、どのように展開されていくのか。開発リーダーを務めた宮澤辰之氏に聞いた。 ----:2代目エアーナビ(AVIC-T10)の発売から、5か月が経ちました。 宮澤:エアーナビはどうしても6月に投入したくて無理をしてしまった部分がありました。通信サービスの遅れなどで、当初はお客様から厳しいお叱りを受けました。数度のバージョンアップによる反応速度などの機能改善を図り、エアーナビをリリースしてからプログラムのアップデートは大きなもので5回実施しました。また、細かい修正はモジュールでの通信をおこなったときに差分で書き換えたりもしています。通信サービスの遅れについては、8月20日までに申し込んでいただいた方に対して、9月と10月の通信料金を無料とさせていただきま