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ブックマーク / wienandme.blogspot.com (1)

  • 子どもたちは笑顔で中指を突き立てた(パレスチナ)

    装甲車の窓がゆっくりと開いて、軍用スコープの照準が私の姿を捉える。 そのとき私は、荒野にも似たパレスチナの農園を抜けて、イスラエルの高速道路に立ち入っていた。泥まみれの格好で、ぼろぼろの自転車を担いで歩いていた。 外形的には、私はテロリストと同じような行動を取っていたのである。 ※ これは「理想の光、暴力の影(イスラエル)」の続篇ですが、この記事だけを読まれても特に支障はありません。 ガザ地区に行くのは断念した はじめは、ガザ地区に行こうと考えていた。特別な許可がなければ立ち入れないエリアだが、そこで暮らす日人もわずかにいると聞いていた。 せめて国境線(という言葉も使い方が難しいのだけれど)の近くで、その空気に触れてみたかった。そして私には、そうした方面における個人的な「ツテ」がないわけではなかった。 しかし最終的には断念した。出発まぎわに、治安面でかなり緊張が高まっているとの一報があっ

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