今年2月に辞任したドイツのChristian Wulff前大統領の夫人であるBettina Wulff氏がGoogleを相手取って訴訟を起こした。問題となっているのは、Googleの検索エンジンにBettina Wulffという名前を入力したときに「エスコート」や「売春 過去」といった言葉が自動的に補完される点だ(DW、AFP BBNews、本家/.)。 彼女は過去に「レディー・ビクトリア(Lady Viktoria)」の名でコールガールとして働いていたという噂があり、これがChristian Wulff前大統領失脚に繋がったという説をドイツ国内の複数のメディアが報じたためにこのような補完が行われるとみられている。Wulff氏は、著書の中で「エスコートとして働いたことは1度もありません。本当にばかげた噂です」と猛烈に抗議しているとようだ。 これに対しGoogle側は「裁判所の判断に委ねる」