㈱Spacialという空間に情報を提示するスタートアップをやっています。 その事業で『見える補聴器』というものをやっていました。ARグラスや同じようなコンセプトも見られるようになってきたのでその事業を立ち上げた理由やどういう未来になるだろうと想像したのかなどなどを一度文章に残して置きます。 0.きっかけ私はお祖母ちゃん子です。週一で電話をしています。 祖母「お昼ご飯は食べた?」 -「もう食べたよ」 祖母「あぁ、これから食べに行くのね。美味しいものあるといいね」 -「…そうだね」 という感じで。祖母の耳は聞こえないというわけではないのですが少し遠いです。耳が遠いのと電話の通話で聞こえにくく”予想した文脈”でしか単語を拾えていない状況です。 もちろん補聴器は付けていますが、本人曰く煩わしく聞こえにも調子があって聞こえないことも多いからつけたくない、と。 これをどうにかできないかと悩んでいた所、