米IBMは現地時間2012年8月27日、人材管理サービスの米Kenexaを約13億ドルで買収することで両社が最終合意に達したと発表した。IBMはKenexa株1株につき現金46ドルを支払う。買収手続きは2012年第4四半期に完了する見込み。 Kenexaは、クラウドベースの人材管理システムと人事コンサルティングサービスを提供しており、企業の主要部門にわたる効率的な人材管理を支援する。金融、製薬、小売販売などさまざまな業界の8900社以上を顧客に持ち、Fortune 500企業の半数以上が同社製品を採用しているという。21カ国で事業を展開し、2800人以上の従業員を抱える。 IBMは、ビッグデータ解析で強みを持つ自社ソリューションとKenexaのシステムを統合することで、企業の各部門が適切なスキルを獲得し、適材適所の人事を実現することができるとしている。 1株46ドルという買収額は、8月24