この記事を読んでいるということは、意気揚々と書いてみたカスタマージャーニーマップから、なにも得られず落胆しているところだろう。 安心してほしい。 自分にもその体験がある。 調査データからジャーニーマップを作成するワークショップで、 「ふ〜ん...で?」って空気に、参加者全員がなったことは今でも忘れない。トラウマだ。 ただ、もう一度よく振り返ってみてほしい。 その案件でジャーニーマップを書こうと思った瞬間を。 「UXっぽいことがしたくて、ジャーニーマップを書いてみたかっただけ」じゃないのか? 「ジャーニーマップを使えばラクに良いデザインができる」と思ってなかったか? ジャーニーマップの本質ジャーニーマップはそのシンプルさ、汎用性の高さと、習得も容易なことから様々な場面で紹介される。 「ユーザーの行動や発言を、時系列に沿って並べる。」 基本はこれだけだ。 そこにユーザー課題や施策の欄を、用途に