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考察に関するkarimikarimiのブックマーク (3)

  • ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - 「千と千尋」はなぜ「湯女」なのか

    人は証拠や論理よりも、自分の信じたいことだけ信じる、という話の別例。 宮崎駿の『千と千尋の神隠し』に関しては柳下毅一郎の対談映画欠席裁判』その他で書いてきたとおり、娼館を舞台にした物語である。 しかし、そう指摘されると怒る人が多いんだ、これがまた。 主人公は「湯女」として働かされるのだが、国語辞典でも百科事典でも何でもいい。「湯女」という言葉を引いて欲しい。 たとえば『日大百科全書』にはこうある。 「温泉場や風呂屋にいて浴客の世話をした女性のこと。一部は私娼(ししよう)化して売春した」 『大辞林』にはこうある。 「江戸時代、市中の湯屋にいた遊女」、 『岩波古語辞典』だと「風呂屋に奉公し、客の身体を洗い、また色を売った女」。 「そういう見方もある」だの「そういう解釈もある」だのというレベルではなく、「湯女」とは「娼婦」を意味する名詞なのだ。 ただし、昔から風俗においては初潮前の少女は見

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  • ネットの普及はオタクに何をもたらしたのだ? - 世界の果ての崖っぷちで

    ネットをはじめたのは高校生の頃で、2ちゃんねるを見るようになったのは大学生になってから。今では、ネットがない生活なんて考えられない。いや、先日モデムが壊れてそういう生活になったときは非常に充実した読書生活が送れて大変に満足したのだけども、それはあくまで「サポートに電話すればすぐ交換してもらえるだろう」という安心感があってこそのもので、もし「パソコンが壊れた、新しく買わないと」だったらそう暢気なことはならなかったろう。 ネットのあるとなしで何が違うって、それはもう「情報取得にかかる時間」の一言に尽きる。かつて、何か新しい情報を得ようとしたら、それはそれは大変だった。新作情報なら、発売される雑誌を買ってチェックしていればなんとかなる。しかし旧作情報となるとこれはもう、「参照しうるそれまでの雑誌バックナンバーをどれだけ持っているか」で全てが決まる。持っていればそれを繰っていって目当ての情報を探す

    ネットの普及はオタクに何をもたらしたのだ? - 世界の果ての崖っぷちで
  • 連載漫画ひきのばし、そのふたつのパターン。 - Something Orange

    このあいだのラジオで、ペトロニウスさんたちと、最近の漫画連載のひきのばされ方って目に余るものがあるよね、という話をしました。そのいい例が『ハヤテのごとく!』だよね、と。 きょうは、それでは連載がひきのばされるとは具体的にどういうことなのか、という話をしたいと思います。 ま、いいたいことは単純で、ようするに五話で語れることを一〇話かける、五巻で終われるものに二〇巻費やす、これが物語がひきのばされるということですよね。 こういうことをした場合、物語の内容が変わらないとすれば、当然、一話ごと一巻ごとに詰め込まれる内容は薄まることになります。そして、自然、作品のテンションも落ちる。 いまの漫画界、あるいはライトノベルあたりも同じかもしれませんが、とにかくその辺りではこういうことになっている作品が大量に存在するように思います。 で、ぼくはそれは良くないことだと考えるんですね。この連載のひきのばしは漫

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