OpenAI(オープンエーアイ)は米国時間3月14日に、人気のチャットボットサービスChatGPTを支える技術であるAI言語モデルの最新版のGPT-4を発表した。ここでは知っておくべき要点を解説しよう。 提供開始の時点では、GPT-4はOpenAIの月額20ドル(約2660円)のサブスクサービス「ChatGPT Plus」(チャットジーピーティー・プラス)に登録しているユーザーだけが利用できる。ChatGPTの無料ユーザーは、引き続き旧モデルのGPT-3.5で生成された応答を目にすることになる。 OpenAIは、GPT-4を前モデルと比較して「信頼性が高く、創造的ではるかにニュアンスの深い指示を扱うことができる」と説明している。 GPT-4がGPT-3.5から飛躍したものの1つに、画像の解析能力がある。OpenAIの示した例では、言語モデルに料理の材料の写真を見せ、それで何が作れるかを尋ね