木村さんが子どもたちに大切にしてほしいと考える四つの力「人を大切にする力」「自分を表現する力」「『自分の考え』を持つ力」「チャレンジする力」は、どれも目には見えないもの。成績や点数にならない分、どう育んであげればいいか親は不安になるかもしれません。 「将来を生き抜く力は、失敗し、考え、行動して学んでいくもの。校長や親も間違うでしょう。そうしたら大人も“やり直し”をすればいい。大空小の子どもたちは『校長先生、アホやな、それちゃうで』と言ってくれました。私も、『先生が悪かった。やり直しさせて』と何度もやり直しましたよ」 ■全国1位の県を上回ることも 大人が課題に向き合い、取り組む姿を見れば、子どもも自分で考え、チャレンジする力を育むと木村さん。勉強でも、わからないことを知りたいと思えばこそ、学ぶ喜びを自分で獲得していくと言います。 実際、大空小学校では、全国学力調査の結果が、全国1位の県を上回
質疑応答は文章末です 自由報告一覧に戻る 統合教育における障害児いじめに関する一考察 ――28歳で小学校に入学した脳性マヒ者・八木下浩一のいじめ観を通して 増田洋介(立命館大学大学院先端総合学術研究科) 1.はじめに 統合教育について語られるとき、障害児に対するいじめがしばしば問題にされる。いじめに遭うのではないかという理由で普通学級への就学をためらう障害児の親も多く、また就学相談や療育機関などで、いじめに遭うから普通学級に入れるのはやめたほうがいいと言われる例もある(千葉県 2005; 障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワーク 2012: 1; 障害児を普通学校へ・全国連絡会 2008: 136-7)。しかし、障害児はいじめに遭うから普通学級に行かないほうがいいという論理は、いじめはいじめられる側に問題があると言っているのに等しい。これでは、いじめの根本的な解決にはつながら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く