やましい内容でもないので、オープンにしてあるほうのはてなブログで書こうか迷った内容なのですが、 私のことをセクシャルマイノリティと知らない読者さんも多いことだと思いますので、念のため自衛のためにこちらに記させていただきます。 (メインの記事で当事者視点で語ってしまうと、自動的にカムアウトしてしまうことになるため、という意味です。) LGBTが気持ち悪い人の本音 「ポリコレ棒で葬られるの怖い」 https://withnews.jp/article/f0180406003qq000000000000000W03j10101qq000017134A 昨今、こちらの記事が「いじめる側の理論」であると、かなりの勢いで燃え盛っていますが、 私の一読した感想としては、「どちらかといえば、「理解しよう」としてくださっている側」かな、と思いました。 たとえば、記事中の、 「同性パートナーだと保険金の受取人
withnews.jp さて、前回記事“『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ”では、LGBTを差別してしまう人の心理にスポットを当てた記事を書いたが、今度は、この記事を書いた記者が、どこをどう間違ってしまったのかについて、スポットを当てて考察してみようと思う。 しかめっ面をした、怖そうな人? 人の話を聞かず、持論を一方的に話し続ける人? 斜に構えた、皮肉屋? (中略) スーツ姿のBさんは、人なつっこい笑顔で現れました。 Bさんは、苦笑します。 とても正直に、見栄をはらずに話してくれていることが、伝わってきます。 「差別意識で、いじめてやろうと思って発言したら、たたかれるのは当然。でも、異性愛が普通だと教わって育ってしまったから、全く悪意のない、うっかり吐いた言葉が『差別だ』と炎上することがある」 上記引用文から察するに、記者もBさんも、差別とは何なのかを理解してい
4月6日に掲載されて炎上しているwithnewsの記事ですが、どこがどうダメなのか完全解説してみましょう。詳細は以下から。 朝日新聞東京社会部の原田朱美記者によるwithnewsの「LGBTが気持ち悪い人の本音『ポリコレ棒で葬られるの怖い』」が各方面で盛大に炎上しています。 記事内容は記者が「LGBTが理解できない」と明言する「ただの差別主義者」へのインタビューに愚にも付かない感想が貼り付けられたもの。社会問題を裏側から眺めてみて「簡単に答えの出ない難しい問題だ」と悩ましげに頭を抱えるだけの簡単なお仕事です。 とはいえこの記事には差別とは何かということ、多様性とはどういうことかということについて看過できない誤りを含んでいるため、徹底検証してみます。 ◆「心で思う」ことと「表現する」ことは完全に別物である まず指摘しておかなければならないのは、心の中で差別的な考えを持っていることと、その考え
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く