信用調査会社の東京商工リサーチによると、石川県金沢市に本拠を置く和菓子店経営の「株式会社坂尾甘露堂」は、7月31日までに事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。 1804年(文化元年)に創業の同社は、最中をはじめとする和菓子の製造・販売を主力に事業を展開し、なかでも加賀藩前田家の紋所・剣梅鉢をかたどった最中「加賀さま」が代表的な商品として人気を得ていました。 しかし、景気低迷による個人消費の落ち込みなどで売上が減少すると、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。 負債総額は約7000万円の見通しです。 「国内倒産」の最新記事 群馬の靴店「靴のトリオ」が自己破産申請、負債5億円 (23/11/21) 群馬県高崎市に本拠を置く靴小売の「株式会社トリオ」は、11月20日付で... 長野のスキー場運営「アスモグループ」に破