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ブックマーク / shiraist.hatenablog.com (33)

  • Copy&Copyright Diary

    裁量労働について誤ったデータに基づいた法案が出されようとしていることが問題になっているが、そのことで思い出したことがあるので、ここに記しておく。 著作権法の罰則は日が世界で一番厳しいと言われているが、その世界で一番厳しい罰則を定めることの検討を行う際に用いられた事実に誤りがあった。 そして、その誤りが判明したにもかかわらず、世界で一番厳しい罰則をさだめることについて、再検討もせずに法案が提出され、法改正がなされたのだ、 何でそのことを覚えているかというと、自分が初めて文化審議会著作権分科会法制問題小委員会の傍聴をしたときに、文化庁の側からその誤りの訂正の発言があったにもかかわらず、委員の誰からも異論が唱えられなかったことに違和感を覚えたからだ。 ただし、当時の自分にとっては、罰則規定の強化については、関心を持っていなかったので、とりわけブログ等で言及はしなかったのだけど、今になって思えば

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    karpa 2007/06/22
  • 貸与権管理センターの呆れた実態 - Copy&Copyright Diary

    昨日届いた「文化通信」に貸与権管理センターの使用料規定についての記事が掲載されていた。 貸与権管理センター 文化庁に 使用料規定提出 CDVJも合意、12月実施へ 文化通信. 2006年9月18日(月), No.3663, 5面 見出しにあるように、CDVJも合意しているとのこと。 また、記事中に9月1日現在での貸与権管理センターへの委託状況が記されている。 同センターとは9月1日現在でコミック出版社を中心に17社が契約し、著作者1714人、1724タイトル、2万665アイテムが登録されている。 これって少なくないか? 書籍・雑誌に貸与権を適用する際になされた国会答弁では、4千800人の漫画家・作家が委託すると言っていたぞ。こちらのエントリを読み返して欲しい。 Copy & Copyright Diary - 出版物貸与権管理センターはどうなっているのだろうか http://d.haten

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    karpa 2006/09/20
  • 私も考古学専門図書館の開設を求めます。 - Copy&Copyright Diary

    ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)ブログ版の次のエントリに私も賛同します。 ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 - 2006-09-16(Sat): 考古学専門図書館の開設を提案する http://d.hatena.ne.jp/arg/20060917/1158501370 岡さんがおっしゃるように「この問題は日考古学協会だけが負うべき問題では」ありません。遺跡発掘調査報告書等は考古学研究や協会だけのものではありません。国民全体の共有財産であるべきです。その共有財産をどうやって収集・保管していくかは、日国民全体の問題だと思います。 かつて、日化学会が収集・保管していた資料を神奈川県立川崎図書館が受け入れたということがありました。 日化学会所蔵書籍の移管先について(ご案内)/日化学会 http://www.chemist

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    karpa 2006/09/18
  • 県立川崎図書館ではJDreamIIが無料で使えます。 - Copy&Copyright Diary

    神奈川県立川崎図書館が次の案内を出しました。 お知らせ:JDreamⅡ http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/osirase/JDream2.htm 神奈川県立川崎図書館で、国内最大の科学技術文献データベースのJDreamIIが使えるようになったとの案内です。 注目したいのは次の箇所。 ●3階「科学技術室」カウンターへお申込ください。 ●原則 1時間以内 ●無料 ●検索結果のコピーは1枚10円 そうです。 検索料金は無料なのです。 利用時間は1時間以内、検索結果のコピー(多分、プリントアウトのことでしょう)に1枚10円の費用がかかりますが、後は使い放題。 JDreamIIには、月額1,000円の個人向けのサービスJDreamPetitもありますし、無料お試しサービスも行っています。 個人で毎月使う人は、JDreamPetitが重宝すると思いますが、毎月は使わな

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    karpa 2006/07/25
  • 購入予算ゼロの図書館 - Copy&Copyright Diary

    福島・矢祭町:新設図書館、寄贈呼び掛け−今日の話題:MSN毎日インタラクティブ http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060718k0000m040128000c.html 矢祭町図書館:準備委が発足 42人が寄贈整理 /福島:MSN毎日インタラクティブ http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20060719ddlk07010155000c.html この2つの記事を読んだだけだが、驚くと同時に、ちゃんとした図書館になるのか心配だ。 1件目の記事によると 町によると、の種類は問わず、 とあるが、それでちゃんとした蔵書が構築できるのだろうか? 図書館というのはただがあれば良いというわけではない。 図書館には、その図書館がどのような資料を利用者に提供するのか、どのような蔵

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    karpa 2006/07/20
    矢祭の行政はなんか変
  • 書籍・雑誌の貸与権 - Copy&Copyright Diary

    木々ノ日記@livedoorblog:レンタル屋はやろうと思えば(たぶん)できる(はず)。(きっと)(マジメにやろうとしたら)面倒だけど。 - livedoor Blog(ブログ) http://blog.livedoor.jp/livenhk/archives/50548073.html 上記エントリをはてなブックマークにブックマークしたときに、次のコメントをつけた。 貸与権が適用されなかった時代は、誰に断ることなく、営利の貸与が可能だったが、昨年から許諾が必要になった。だから逆。 そのことについて、5月31日付のダイアリにコメントをいただいたので、改めてここで取り上げたいと思います。 その前に、上記の「木々ノ日記」のエントリは、 発想日記:なぜレンタル屋がないのか? http://blog.livedoor.jp/dogmanage/archives/50593098.html

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    karpa 2006/06/14
    活版で廉価時代に入つたからなあ
  • パブリックジャーナリズムの可能性 - Copy&Copyright Diary

    新聞の「特殊指定」存続へ、公取委が与党幹部に見解 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060531i113.htm?from=main1 とりあえず、新聞の「特殊指定」は存続することになったらしい。 が、私にはなぜ「特殊指定」が必要なのか、未だ理解できない。 新聞社側からは一度たりとも納得のできる説明が無かった。 そんな中、気を吐いていたのはパブリックジャーナリズム。 JANJANもlivedoor PJニュースも、特殊指定の問題について、新聞各社が報じないようなことをきちんと報じてきている。 メディア・新聞「特殊指定」について http://www.janjan.jp/media/0605/0605204685/1.php メディア・新聞宅配あって困るものなし http://www.ja

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    karpa 2006/05/31
  • だいぶ混乱している - Copy&Copyright Diary

    昨日付のエントリと、元の記事を読み返してみて、自分がだいぶ混乱していることがよく分かる。 懸念が先走りしてしまい、記事を誤読しているところもある。 ただ、一度公開してしまったので、とりあえずそのままにしておきます。 この件については、落ち着いてから改めて取り上げたいと思います。

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    karpa 2006/02/03
    んー。
  • 国立国会図書館の独立行政法人化 - Copy&Copyright Diary

    mixiの司書コミュで知って驚きました。 Sankei Web 政治 国会図書館、独法化へ 自民行革部、国会改革の目玉に(02/02 10:20) http://www.sankei.co.jp/news/060202/sei028.htm 国立国会図書館を独立行政法人化することが、国会改革の目玉、というところに、発想の貧困さを感じてしまう。国会改革というのは、国会のあり方をどう改革するのか、ということだと思うのだが。 それはともかく、国会図書館が独立行政法人化された場合、私たちのどのような不利益が起こるのだろうか。 記事に 独法化は国会職員の非公務員化と、不透明とされていた運営内容の情報開示を促進するのが主な狙いだが、問題視されていた副業拡大を自由に行えるメリットも生まれてくる。 とある。この「副業拡大」というのが、一番の問題だ。 国会図書館の「副業」とは何だろうか? 一番おそれている

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    karpa 2006/02/02
    自分がつかはないものだからわからないのだらう、どうせ
  • 単行本の全文無料公開 - Copy&Copyright Diary

    ポット出版発行の伏見憲明編『同性愛入門[ゲイ編]』がインターネット上で全文無料公開されました。 同性愛入門 ゲイ編 作者: 伏見憲明出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2003/03メディア: 単行購入: 1人 クリック: 90回この商品を含むブログ (5件) を見る 【読みもの】ポットの日誌 » 報道資料:単行『同性愛入門』をサイトで無料公開●スタジオ・ポット/ポット出版 http://www.pot.co.jp/diary/archives/2005/12/26/1725/ 【読みもの】伏見憲明・公式サイト » 急告・『同性愛入門[ゲイ編]』をクリスマスにネット公開●スタジオ・ポット/ポット出版 http://www.pot.co.jp/fushimi/2005/12/20/1700-3/ 【読みもの】伏見憲明・公式サイト » 「同性愛入門[ゲイ編]」PDF版(全文)●スタジオ

  • 定価販売の例外 - Copy&Copyright Diary

    The Casuarina Tree 霞が関と永田町に点在する治外法権区域 http://00089025.blog8.fc2.com/blog-entry-78.html 議員会館の売店では、雑誌を割引価格で買えるらしい。 これを読んで思い出しました。 出版社の社員も、割引価格で買えるらしいことを。 出版時評ながおかの意見1994‐2002 作者: 長岡義幸出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2002/02/01メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 書24〜26ページに「「定価外」販売の実情」が上げられており、26ページに次のようにある。 ▼社内販売・取次店売 書店や取次の従業員は一定の割引率で社内販売が利用できることが多い。取次の店売(書店向けの販売窓口)では出版社の社員が「版元です」と一言告げれば、通常二割引で購入することが可能だ。業界人ど

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    karpa 2005/09/21
    不均衡。
  • 著作権の日本モデル - Copy&Copyright Diary

    朝日新聞の夕刊に「著作権とは何か」の著者の福井健策氏のすばらしい文章が掲載されています。 著作権保護期間の延長問題 創作者にはむしろ制約 欧米と異なる「日モデル」必要 福井健策. 朝日新聞. 2005年9月15日(金)夕刊, 12面. 全文をここに引き写したくなるぐらい、すばらしい論考です。 権利の保護と作品へのアクセスとのバランスを考えるべきだ、という主張です。 是非とも読んでいただきたいのですが、最後の一段落には非常に感銘を覚えました。 「より広く、より長く権利が守られさえすれば先進的」という発想はもう古い。「欧米並み」でなければ後れをとるという考え方も少々情けない。クリエーターの正当な権利が尊重され、かつ人々の作品へのアクセスとのバランスが図られて、豊かで多様な文化が息づく国。それこそが世界最先端の著作権立国である。著作権のあり方をめぐる活発な議論を通じて、世界に向けて「日モデル

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    karpa 2005/09/16
  • 例外はどっち - Copy&Copyright Diary

    【読みもの】ポットの日誌 » 著作物という英知●スタジオ・ポット/ポット出版 http://www.pot.co.jp/diary/archives/2005/07/04/1116/ ここで紹介されている沢辺さんの著作権についての説明がすばらしい。 つまり来オープンである人類みんなの英知としての「著作物」だが、その作者の生活の為に(そしてそういった表現を活性化させるために)イレギュラーとして一時的に保護してあげよう、というのが「著作権」だと言うことである。人間の英知全体に利益がもたらせるようそういった知識のアウトプットを奨励していこう、ということだ。 著作権の解説書などを読んでいると、権利制限の説明のところで「例外として自由に使える場合」等と書いてあるケースがよくある。 この説明に少々違和感を感じていたのだが、沢辺さんの上記の説明によると自由に使えない場合のほうが「例外」ということだ。

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    karpa 2005/08/22