↑1963年3月、TVでの演奏 そして、最近のボブ・ディランは、アメリカ音楽の歴史をさらに意識的に体現しているようだ。もはや伝説となっている「ミュージケアーズ・パーソン・オブ・ザ・イヤー」受賞時の40分に及ぶスピーチ、カントリー・フォークやブルース、R&B、ロックンロールなど自分が関わってきた音楽の歴史や、ボブ・ディランの楽曲がどう作られ、どうやって広がっていたかなどを、実在する歌や人物(ピーター・ポール&マリーやジョーン・バエズ、ジミ・ヘンドリックス、サム・クック、ジョニー・キャッシュなどなど)を登場させながら語り尽くしていてむちゃくちゃ面白かった。(ロッキング・オン4月号にも掲載しているが、まだの方はぜひこちらを)。 http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/450306 3月にリリースされた36枚目のアルバム『シャドウズ・イン・ザ