栃木県内で発生した女児殺害事件について、連日、犯人探しに繋がるような様々な情報が報道されている。ところが、情報は錯綜しており、前になされた報道が全く事実ではなかったことが後で分かったり、全く違う情報が報道されるなど、混乱が続いている。 例えば、12月5日付の読売新聞は、「料金所ビデオに女児乗せた白いワゴン車…男が運転」と題する記事を掲載し、「現場近くの有料道路「日光宇都宮道路」大沢インターチェンジ(IC)入り口の料金所のビデオカメラに、有希ちゃんとみられる女児と男の乗った白いワゴン車が映っていたことが4日、わかった。」と報じている(読売新聞の当該記事)。 これだけ見れば、ビデオカメラを分析すれば、ワゴン車のナンバープレートも、被疑者の顔も判別できるから、犯人逮捕は間近ではないかと思わされる。 ところが、12月7日付の東京新聞は、「料金所ビデオ女児の姿なし」と題する記事を掲載し、「行方不明現