タグ

ブックマーク / beatniks.cocolog-nifty.com (2)

  • 栃木女児殺害事件における犯人探し報道は必要か?: 法と常識の狭間で考えよう

    栃木県内で発生した女児殺害事件について、連日、犯人探しに繋がるような様々な情報が報道されている。ところが、情報は錯綜しており、前になされた報道が全く事実ではなかったことが後で分かったり、全く違う情報が報道されるなど、混乱が続いている。 例えば、12月5日付の読売新聞は、「料金所ビデオに女児乗せた白いワゴン車…男が運転」と題する記事を掲載し、「現場近くの有料道路「日光宇都宮道路」大沢インターチェンジ(IC)入り口の料金所のビデオカメラに、有希ちゃんとみられる女児と男の乗った白いワゴン車が映っていたことが4日、わかった。」と報じている(読売新聞の当該記事)。 これだけ見れば、ビデオカメラを分析すれば、ワゴン車のナンバープレートも、被疑者の顔も判別できるから、犯人逮捕は間近ではないかと思わされる。 ところが、12月7日付の東京新聞は、「料金所ビデオ女児の姿なし」と題する記事を掲載し、「行方不明現

    栃木女児殺害事件における犯人探し報道は必要か?: 法と常識の狭間で考えよう
  • 広島女児殺害事件に冤罪のおそれはないか?: 法と常識の狭間で考えよう

    年11月22日に、広島市安芸区で小学校1年生が殺害され、段ボール箱に入れられて見つかった広島女児殺害事件で、広島県警捜査部は、11月30日未明に、近くに住むペルー人の男性に対して、殺人と死体遺棄の容疑で逮捕状をとって指名手配し、三重県内で逮捕した(読売新聞の記事)。 事件発生から約1週間での容疑者の逮捕であり、今朝から、この事件の報道で、新聞やテレビなどは、「犯人逮捕」と大々的に報道することになるだろう。 昨日の午後から容疑者が絞られてきたと報道されていたが、随分と早い逮捕に、正直驚いている。 ただ、通常、この種の事件では、まず、死体遺棄容疑で逮捕した上で捜査を尽くし、その後、殺人容疑で逮捕することが多いが、今回は、最初から、殺人容疑での逮捕という点が少し気になる。よっぽど、確たる証拠があるのだろうか。 また、外国人という点も気になる点である。いわゆる「東電OL事件」と呼ばれている事件

    広島女児殺害事件に冤罪のおそれはないか?: 法と常識の狭間で考えよう
  • 1