◇文化政策に必要な長期的視野 財政が苦しくなれば削られる対象になるのは文化事業だが、その端的な例が今の大阪に見られる。橋下徹大阪市長による大阪フィルハーモニー交響楽団や文楽という特定分野への補助金削減発言が各界に波紋を呼び、署名活動や文化人の意見表明をはじめ、各方面から議論が起こっている。短絡的な数値目標や、権力者の趣味によって決定される文化政策など論外だが、昨今の騒動には有意義な一面もあることを指摘しておきたい。 * 公的資金による文化支援はどのように正当化されるのかという議論は、これまで学術界でなされ、それが社会的な関心事になることはほとんどなかった。すべての文化活動を補助できるわけではない以上、どの分野をどのように支援するのかは常に検討されるべき課題である。 従来はともすると惰性的に文化政策が進められてきた。その中でいわゆるハイカルチャーや伝統文化の領域には、公的に保護されて当然とい
美術館・工芸館でこれまでに開催された展覧会を、ポスターデザインを通じて振り返ります。その数なんと約500!随時更新・追加していきます。 *「no image」は、ポスターが見つかりませんでした。制作自体されていなかった可能性もあります。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く