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ブックマーク / haps-kyoto.com (4)

  • オープン・ディスカッション「表現と倫理の現在」:記録 | HAPS

    レポート:中村史子 作成日:2016年05月06日 この報告は、2016年03月25日Social Kitchen(京都市上京区)にて開催したオープン・ディスカッション「表現と倫理の現在」(主催:HAPS)について、当日の参加者でもある、中村史子(愛知県美術館学芸員、京都市在住)さんに依頼し、執筆していただいたものです。(*) 中村史子プロフィール このディスカッションは、近年、頻発している表現と社会の間の矛盾や、それに関わる検閲、自己検閲の問題を受けてHAPSのエグゼクティブ・ディレクター、遠藤水城によって企画された。約1ヶ月前に行われた座談会「表現と倫理の間で(*i)」とも連動しつつ、表現をめぐる問題の在り処をその外部から探るディスカッションであった。実際、ディスカッションにはアートの専門家だけではなく文化人類学者など複数の分野の専門家が登壇しており、それがこの企画を特徴付けていた。

    オープン・ディスカッション「表現と倫理の現在」:記録 | HAPS
    kasuho
    kasuho 2016/05/17
    中村史子さんによるレポート。
  • 『表現と倫理の間で』 | HAPS

    座談会:ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、山田創平、遠藤水城 記録:河順子 場所:HAPSオフィス 日時:2016年2月23日 19:00-23:00 1 ブブ 『わたしの怒りを盗むな』(*1)のタンブラーに対する反応で、最近ブブさん怒りすぎなんちゃう?という声があります(笑)。 遠藤 まず、明らかにしたいのは、その怒りが向いている対象は限定されているということですよね。差別の問題があります。あるいは、エスニシティ、セクシュアリティ、階級などさまざまな政治的社会的イシューがあります。一方でさまざまな自由な表現をする人間がいる。そのなかで、大学や美術館など「公共性」を担っている機関が問題を引き起こしている、という点に対して批判しているのだと思いますが、いかがですか。 山田 そう思います。 ブブ そうです。遠藤さんがメールで書いて下さったように、今まで「当然ダメとされてきたこと」「言わなくてもわかる

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    kasuho 2016/03/24
    ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、山田創平、遠藤水城、河本順子による座談会。
  • 美術表現に関わる近時の国内規制事例10選(1994-2013) | HAPS

    前書き 美術について、公的・私的の主体の別を問わず様々な主体からの規制、またアーティストや展示実施機関による自粛、外部からの政治的・倫理的な抗議や、法的・経済的な制裁が行われるケースがあることは知られています。私自身もArts and Lawや文化機関での仕事で関わった中で様々な出来事がありました。しかし、こうしたケースがメディアなどを通じて表沙汰になるのはほんの氷山の一角で、多くは表沙汰にされることなく時間が経過していきます。 関係者のメンツやプライバシー、守秘義務にも関わることであり、表に出てこないものについて掘り出すには、丁寧に踏み込んで取材をしていくしかありません。それには個々の事例についてより深く詳細に、背景を含めて多角的に検討する必要があると考えます。例えば美術館を巡る規制や政治については、国内でも個々のケースを丹念に取り上げた書籍は何冊かあります。例えば橋啓子の『水と土の新

    kasuho
    kasuho 2014/05/13
    「1994年から2013年の20年の間、美術が規制を受けたり、自粛したり、企業や市民からの強い抗議を受けた事例のうち、特に作家や利害関係者が報道・出版物や自身のウェブサイト等で不満や懸念を公にしたケース」
  • 美術表現に関わる国内裁判例25選 Θ HAPS

    A 表現の自由と美術館の展示・収蔵にかかる裁量権 1 富山県立近代美術館天皇コラージュ事件 (第一審:富山地裁平成10年12月16日判決、控訴審:名古屋高裁金沢支部平成12年2月16日判決、上告審:最高裁判所平成12年10月27日決定) 【原告】大浦信行(美術家)、県内外34名 【被告】富山県・富山県教育委員会 【事案概要】昭和61年3月から約1ヶ月、富山県立近代美術館で、選考委員会によって選抜された30人の作家による企画展「’86 富山の美術」が開催され、その中で、富山県出身の大浦氏の連作版画「遠近を抱えて」14点のうち10点が出品されました。この作品は、既成の写真素材(昭和天皇、古今東西の名画の一部、頭蓋骨、人体及びイカの解剖図、裸婦、入れ墨の後ろ姿、木の幹、家具など)によるコラージュの連作で、一部は同館の収蔵品でした。しかしこの展覧会の終了後、県議会でこの作品について議員から「不敬だ

    kasuho
    kasuho 2013/03/24
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