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ブックマーク / yskszk.hatenadiary.org (7)

  • 表紙に見る日本文学の受容 - pêle-mêle

    Twitterでid:yomoyomoさんと喋っているうちに、上のようなことが気になった。参考としてamazon.frをば。オレよりも英語が得意なひとは、amazon.comで似たようなことを調べてほしい。 谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』http://www.amazon.fr/dp/2070423867 川端康成『眠れる美女』http://www.amazon.fr/dp/2253029890 大岡昇平『武蔵野夫人』http://www.amazon.fr/dp/2877305856 太宰治『津軽』http://www.amazon.fr/dp/2877308138 安部公房『壁』http://www.amazon.fr/dp/2877301931 三島由紀夫『豊饒の海』http://www.amazon.fr/dp/2070768430 色川武大『狂人日記』http://www.amazo

    表紙に見る日本文学の受容 - pêle-mêle
  • pele-mele - 固有名詞の発音なんぞはどうでもいい

    以前、「ロラン・バルト(Roland Barthes)は当はロラン・バルトゥスと、最後の子音まで発音するのが正しい」と『現代思想』か何かで読んだことがある。たしかバルトは南仏出身で、南仏系の固有名詞は最後の子音まで発音するケースが多いはずだ*1。それにむかしラジオのフランス語講座で、フランス語ネイティヴの女性が、「ジュール・ミシュレについてなら、バルトゥスという現代のエクリヴァンが優れたを書いています」と語ったのを聞いたことがある。 これが気になってフランス在住の知人に問い合わせたところ、「フランス人は固有名詞の発音にはあまりこだわらない」という返答があった。要するにバルトだろうがバルトゥスだろうがどちらでもかまわないし(実際、「バルト」でちゃんと通じたそうだ)、おそらくはストラスブール(Strasbourg)をシュトラスブルクとドイツ語風に発音しても、通じるし咎められることもないだろ

    pele-mele - 固有名詞の発音なんぞはどうでもいい
    kasuho
    kasuho 2007/07/04
    カタルーニャの人はカスティーリャ読みをされると不快、とかそういう事例もあるからなあ。
  • pêle-mêle - 漫画における「うまい絵」

    オレには漫画好きの友人知人が何人もいるのだが、「絵のうまさ」について議論しているとかならず決裂する4歳年下の女性がひとりいる。彼女にとって「うまい絵」とはデッサンがしっかりしており、手足のバランスがきちんと取れている絵を指す。最近、彼女に勧めて「絵が下手」と言下に片付けられた漫画家というと、こうの史代、吾ひでお、久米田康治、はたまた黒田硫黄の初期作品のごく一部も、さほどうまいわけではないと*1、死屍累々たるありさまである。これではいしいひさいちを現代最高の「絵師」と評価するオレとでは話が合うわけがない。 そんな彼女に向かって、ファインアートにおける「うまい絵」と、漫画における「うまい絵」は別物であって、おまえは前者の基準で後者を判断しようとするからおかしなことになるのだと反論を試みたことは何度もある。しかし「漫画における『うまい絵』」の基準をこちらがうまく定式化・言語化できていないからに

    pêle-mêle - 漫画における「うまい絵」
    kasuho
    kasuho 2006/10/14
    俺的下手絵:テニプリ、克亜樹、ゲットバッカーズ、古屋兎丸とか。ほとんど許しがたいレヴェル。しかし三田紀房とかウシジマ君はむしろ良い/デッサン力の有無よりもコマ割り・表情・動きが評価軸に。
  • pêle-mêle - 仏独の対立いまだ根強くて■仏独戦争

    夜中にコンビニで強精剤(薬事法が改正されてから、こういうものもコンビニで買えるようになった)を嬉しそうな顔をして買うアヴェクを見かけ、索漠たる感情に襲われる。ほかにやることはないのかね、君たちは。 はてな界隈で「モテ非モテ」論争がまた騒がしくなってきたが、これをオレなりに整理すれば、文化文化として享受する層と、文化を社交の道具として利用する層の対立となる。これは19世紀のヨオロツパ(とりわけ音楽文化)において顕著となったドイツ的な価値観(「芸術のための芸術!」)とフランス的な価値観(サロン的交流のための芸術)の対立の問題を蒸し返しているだけで、何の新しさも生産性もない。 ではなぜそんな論争がいまだに繰り返されているのか。それはそれぞれの国の歴史的背景を考慮せず、ドイツ的なものとフランス的なものを一緒くたに摂取した明治以来のこの国の不幸なのであろう、おそらくは。

    pêle-mêle - 仏独の対立いまだ根強くて■仏独戦争
  • pêle-mêle - コメント欄

    体重、61.2kg。体脂肪率、17.5%。 http://baudelaire.litteratura.com/ パブリック・ドメインに移行した著作物をウェブで公開する試みは珍しくないが、サイトデザイン、検索性、網羅性、資料性でここまで優れているものは珍しいのではないか。しかも作っている連中がどう考えてもフランス人ではないところに驚嘆。日のぼくらも頑張ろう。 オレは詩を理解する感受性に欠け、もっぱら小説ばかり読んでいる散文的な男なのだが、ボードレールの「パリの憂愁」だけは学生のころから好んでいる*1。なかでも'ENIVREZ-VOUS'は一時は暗唱できるほどであった。この世のすべての酔いどれたちに捧げたい絶唱である。 *1:何といっても散文詩だからな! ボードレールの肖像写真からは同時代のほかの文学者に較べて、モダンな印象を受ける。それは彼が髭を生やしていないからだ。 なぜ19世紀のヨー

    pêle-mêle - コメント欄
    kasuho
    kasuho 2006/04/11
    「安泰を至上とする社会は「若さ」を不信を持って見る」「社会的に成功しようとする人々は必死で年をとって見えるよう努力」
  • トラ感 - pêle-mêle

    オレがという動物を用以外の目的で非常に好んでいるのは、この日記を定期的に読んでいるか、あるいは実際に面識のあるひとであれば知っているだろう。しかしオレは、に関するものなら何でも好むわけではない。正直に言えばイラストやぬいぐるみとして図案化されたに、心を揺さぶられることは少ない。イラストであれば犬や熊のほうが、まだしも「ぐっとくる」ものに出会える*1。何というか、イラスト類には「トラ感」が決定的に不足しているのだ。 ご存じのようにはもともと虎と種を同じくする肉動物である。正確に言えば虎がネコ目ネコ科に属するわけだが、とりあえずそんなことはどうでもよろしい。ともあれの表情や立ち居振る舞いに、ときにはいかにも肉動物めいた残忍さが宿るのは、を飼った経験があるひとならば同意していただけるだろう。この「いかにも肉動物めいた残忍さ」をオレは「トラ感」と呼んでいるのだ。の愛らしさ

    トラ感 - pêle-mêle
    kasuho
    kasuho 2005/11/09
    なんで熊はカワイイアイテムとして定着したのか、気になって眠れなくなった。
  • pêle-mêle -「高橋メソッド」の本が出ます

    眼鏡を新調。こいつを買うにあたっては、福満しげゆき『僕の小規模な失敗』(ISBN:4883791955)の主人公なみの要領の悪さを発揮しまくったのだが、ことの詳細は省く。 担当編集者のかたから「公開してもかまわないですよ」という許可が出たのでお知らせしますが、今月下旬にソフトバンククリエイティブから『でかいプレゼン 高橋メソッドの』が出版されます。著者は言うまでもなく「るびま」編集長(という肩書きでいいのだろうか)の高橋征義さん。オレは編集補助というかたちで、あれやこれやとお手伝いしました*1。高橋メソッドを仕事に役立てたいと思っている若手ビジネスマンから、高橋メソッドに関する裏話を知りたいネットジャンキーまで、幅広い読者層に訴えるものに仕上がったのではないでしょうか。 個人的に興味深かったのは、高橋メソッドの元ネタが世間で取り沙汰されていたものとは、まったく異なっていたこと。いまGoo

    pêle-mêle -「高橋メソッド」の本が出ます
    kasuho
    kasuho 2005/11/02
    元ネタて取り沙汰されてたんですか?イチハラヒロコならはてダユーザ正解者て俺?(追記:あ、トラバきた)
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