◇カンフル剤求める市民 野太い津軽弁が室内に響いた。「夕張は市役所の中から改革をしていかなければならねぇ」。市長選に立候補予定の会社役員、羽柴秀吉氏(61)が3日、北海道夕張市内の民家で開いた「お茶の間懇談会」。集まった60~80代の男女9人が次々と行政や市議への不満をぶつけると、羽柴氏は「市長室をガラス張りにする」などと市役所改革を訴えた。 元炭鉱作業員の加藤弘幸さん(74)は、前回07年市長選に落選後もたびたび夕張に足を運んできた羽柴氏の姿に共感し、懇談会に自宅を提供。「サラリーマン市長が今まで通りのことをやっていても借金は減らない。夕張のため、実業経験のある人に市政を委ねたい」と期待を寄せる。初めて羽柴氏の話を聞いた近くの主婦、和泉良子さん(66)も「羽柴さんなら夕張を活気づけてくれる」と好印象を受けた様子だった。 ◇ 「資産は数百億円」という羽柴氏。前回は「落選しても(閉鎖中の)温
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く