国土交通大臣の諮問機関である運輸審議会(運審)は7月15日、栃木県宇都宮市・芳賀町の軽量軌道交通(LRT)計画の公聴会について、一般公述人や進行予定などを決めたと発表した。7月26日の12時から16時まで、宇都宮市内の栃木県総合文化センターで開催される。 宇都宮のLRT計画は、宇都宮市宮みらい1番地1(宇都宮駅東口)から芳賀町大字下高根沢4622番地先までの14.6kmを結ぶ軌道を整備するもの。全線複線で、原則として道路中央に軌道を設けるが、一部はLRT専用の走行空間や橋りょうを整備する。車両は超低床式電車17編成を導入する。宇都宮市と芳賀町が軌道整備を行い、第三セクターの宇都宮ライトレールが宇都宮市・芳賀町から施設を借りて運送事業を行う。 宇都宮ライトレールなどは今年1月22日、地方公共交通の活性化及び再生に関する法律(活性化法)に基づき、軌道運送高度化事業の実施計画認定を申請。これを受