D2C全盛の今、ブランドはAmazonとどう付き合っていくべきか Amazonの流通総額は国内においても年々増加しており、2020年、長らく国内トップだった楽天の流通総額をAmazonが初めて超えた。多くの消費者はAmazonを日常的にオンラインショッピングの際の第一、もしくは第二候補として考え利用しているが、このような状況下で、これまで楽天やAmazonといった大手モールへの出店にそれほど積極的ではなかったメジャーブランドも、ここ数年は積極的な姿勢を見せ始めつつある。そこで今回は、D2Cが声高に叫ばれる今、ブランドがAmazonとどのように付き合っていくべきかを考えていく。 Amazonのベンダーセントラルとセラーセントラルの違い Amazonに出店・出品する際の形態は、「ベンダーセントラル」と「セラーセントラル」の2種類に大きく分けられる。 ベンダーセントラル ベンダーセントラルとは、