2013年12月24日更新 2013年12月27日よりTOHOシネマズみゆき座ほかにてロードショー アメリカ版「バトル・ロワイアル」が、2作目で傑作に変身アメリカ版「バトル・ロワイアル」とも言われた1作目はてんでなっていなかったというのに、2作目でいきなり傑作に変身するなんてことがあるんだろうか? 驚いたことに、答えはイエスである。 前作は設定の割に近未来ディストピアものとしての深みも、サバイバル・アクションとしてのスリルや衝撃も、群像劇としてのキャラクターの個性、面白みにも欠け盛り上がらなかった。しかし今回はそのすべてがある。なんといっても脚本が、「スラムドッグ$ミリオネア」のサイモン・ビューフォイと、「リトル・ミス・サンシャイン」「トイストーリー3」のマイケル・アーントという最強布陣。ストーリーはこの世界の構図をくっきりと示して説得力にあふれ、あっと驚かせる衝撃のクライマックスは続く最