フローティングラベルとは、フォームのラベルが入力時にアニメーションで上方向にフローティングするテクニックです。 一昔前までは、完全にJavaScriptの範疇、もしくは強引なCSSでもたつく感じのアニメーションでしか実装できませんでした。しかし、:placeholder-shown疑似クラスを使用すると、シンプルなコードで滑らかなフローティングラベルを実装できます。 下記のデモはJavaScriptは無し、CSSのみで実装されています。
フローティングラベルとは、フォームのラベルが入力時にアニメーションで上方向にフローティングするテクニックです。 一昔前までは、完全にJavaScriptの範疇、もしくは強引なCSSでもたつく感じのアニメーションでしか実装できませんでした。しかし、:placeholder-shown疑似クラスを使用すると、シンプルなコードで滑らかなフローティングラベルを実装できます。 下記のデモはJavaScriptは無し、CSSのみで実装されています。
Web制作の技術は日々進化しており、会社やプロジェクトによっては昨今の環境に適さない書き方をしているケースも時折見受けられます。 そこで今回は「2024年のWeb制作ではこのようにコードを書いてほしい!」という内容をまとめました。 質より量で、まずは「こんな書き方があるんだ」をこの記事で伝えたかったので、コードの詳細はあまり解説していません。なので、具体的な仕様などを確認したい方は参考記事を読んだりご自身で調べていただけると幸いです。 1. HTML 画像周りはサイトパフォーマンスに直結するので、まずはそこだけでも取り入れていただきたいです。また、コアウェブバイタルやアクセシビリティも併せて理解しておきたい内容です。 Lazy loading <img>にloading="lazy"属性を付けると画像が遅延読み込みになり、サイトの読み込み時間が早くなります。
入力欄のプレースホルダーの話をします。プレースホルダーというのは、フォームの入力欄で、ユーザーが入力するまでの間に表示されているテキストのことです。 書籍「Webアプリケーションアクセシビリティ1」では、「3.1 ラベルと説明」のところで、紙版にして約1.5ページの分量を割いて、フォーム入力欄のプレースホルダー(<input> 要素や<textarea> 要素の <placeholder> 属性)の問題点を指摘しています。 この本で指摘されているプレースホルダーの問題点は以下の3つです。 プレースホルダーの色が薄く視認しづらい プレースホルダーとフォームコントロールの値との区別がつかない フォームコントロールに値を入力したときにプレースホルダーの値が見えなくなってしまう Webアプリケーションアクセシビリティ さらに、Nielsen Norman Groupによる「Placeholders
最近、ヨモツネットさんで 「HTML5 でのセクションの誤用にご注意」 なんて記事が出てたり、ちょうど HTML5 Doctor でも 「Document Outlines」 と題してアウトラインの解説記事が上がってたりするので、この 「アウトライン」 について簡単にまとめてみようと思います。解説って言うほど偉そうなものではありませんがなるべくわかりやすく書いてみようかと。 アウトラインを理解することは、HTML5 でマークアップする際にとても重要になりますので覚えておくとよいと思いますよ。 アウトラインとは? アウトラインとは見出し、フォームタイトル、テーブルタイトル、その他ラベル付けされた要素によって生成される文書構造のこと…なんて書くととても難しそうですが、従来の (X)HTML でも見出し要素のレベルを使い分けることで文書構造を示すというのをやっていたと思います。例えば、 俺の日記
主題と副題のマークアップの方法に関しては度々Xでも話題になっていて、例えば次のポストの返信やリポストを見ると、人によって以下のような様々なアプローチがあることがわかります。 参考:過去に話題になったポスト ポストを別枠で表示する 見出し要素(h1〜h6)の中に主題と副題の両方を含めるこの場合の副題はspanではなくstrongやsmallを使うと言った意見も見られる主題をh1要素でマークアップし、副題は隣接するh2要素を使う疑似要素とcontent:attr()を使って副題を表示するこのブログのトップページでも主題+副題が用いられていて、いくつかのマークアップ方法を検討した結果「hgroupの中に主題のh1要素と副題のp要素を含める」方法を選択しました。
フォームに入力する値といえば、電話番号や年齢、クレジットカード番号など様々です。しかし、数字を使っているからといってむやみに <input type="number"> 要素を使うと問題が起きます。 数字であって数値でないWHATWG の仕様には次のように書かれています。 The type=number state is not appropriate for input that happens to only consist of numbers but isn't strictly speaking a number. For example, it would be inappropriate for credit card numbers or US postal codes. A simple way of determining whether to use type=num
Webの用語を100秒で解説するチャンネルを作りました! よかったらチェックしてみてください! はじめに 以前書いた記事「Webページがブラウザに表示されるまでに何が起こるのか?」で ブラウザレンダリングについて詳細に知りたいという意見をいただいたので、調べてまとめてみました。 全体図 レンダリングの大まかな流れです。 HTMLのダウンロード サーバから送られてきたHTMLをダウンロードします。 HTMLの解析 サーバから送られてきたHTMLファイルは、「0」と「1」でできたデータになっています。 ブラウザは、サーバから受け取ったデータをそのままHTMLとして解釈することはできないので、自分で扱うことができる形、つまりDOMに変換する必要があります。この作業を 解析 ( Parse ) と言います。 HTMLをダウンロードしたら、すぐにこの解析作業に入ります。作業は以下のようなステップにな
フロントエンドの世界も随分と様変わりしました。便利なツールが多数導入され、高度なフレームワークが整備され、言語には静的型検査が付き、より本格的なアプリケーションの制作に集中できるようになりました。 しかしそれらの環境は業務には適していても、必ずしも個人開発に適しているとは言えません。過剰な抽象化がほどこされ、混乱を招くこともあります。 そんな中で、最近話題のフレームワークとしてSvelteというものがあります。Svelteはシンプルかつ十分な機能を提供します。 対象とする読者 この記事は以下の読者を対象としています: HTML/CSSはある程度わかるJavaScriptはちょっと書いたことがあるReact/Vue/Angularは自分には難しすぎたでもフロントエンドで遊んでみたい フロントエンドの参入障壁 フロントエンドと言えば、かつてはちょっと頑張れば誰にでもできるような平和な分野でした
HTML 文書内に <meta charset="UTF-8"> を書いていますか? 書いているとしたら、その必要性を問われた時に理由を説明できますか? 実は私も勘違いしていた部分があり[1]、改めてまとめてみました。 まず基本的なおさらいをします。<meta charset="UTF-8"> は HTML5 で登場した新しい記法で、 HTML4 以前は <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8"> などという長くて覚えにくい書き方をしていました。さらに遡ると、黎明期の HTML には meta 要素そのものが存在しません。 HTML が考案された当初、 meta 要素はありませんでした。 home of the first website(info.cern.ch) 世界最初の Web ページ。ソー
良いものを書きたいので指摘などは大歓迎です。 その際はコメントや編集リクエストをいただければ修正します。 大きな変更が加わるときは通知すると思います。 はじめに これまでのフロントエンドの開発には多くの問題や面倒ごとを抱えています。 その解決手段としてよくビルドツールやaltJSといったワードを目にしますが,これらがどういった目的で利用されているのかについて触れながら進めていきます。 主にパッケージ管理やビルドツールを初めて見る人向けになっているので全編通すとそれなりに長いです。 動かすまでが長めになっていますが理解してしまえば本当に必要な手順はさほど多くありません。 実際に開発を始めるために必要な準備はせいぜい1~2つのファイルを記述してコマンドを数回叩く程度なので,過度な抵抗感を持たずに読んでいただけたらなと思います。 登場するツールや技術は多くの問題を解決してくれますが,これらは飽く
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