EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
(写真左から) 谷川 耕一氏 DBオンライン チーフキュレーター 大谷 弘喜氏 株式会社ワークスアプリケーションズ Advanced Technology & Engineering Dept.開発本部 小野寺 民也氏 日本IBM東京基礎研究所 サービス型コンピューティング部長 神林 飛志氏 株式会社ノーチラス・テクノロジーズ 代表取締役社長 今すぐSpark?まだまだ敷居が高い? 谷川 耕一氏 谷川:今日の全体テーマはデータ活用です。追ってSparkや分散フレームワークにも触れます。まずは自己紹介をお願いします。 大谷:ワークスアプリケーションズの大谷です。Lotus Notes/Dominoからアプリケーション開発をしてきました。一般的にデータベースといえばRDBですが、私が最初に関わったNotes/Dominoはドキュメント指向型でした。今と違って分散はしていませんが、KVS的な使い
2011年4月15日、日本アイ・ビー・エム本社セミナールーム(東京・中央区)にて、アジャイル開発をテーマにしたイベント「アジャイル ジャパン 2011」が開催された。同イベントは、アジャイル開発の普及・啓蒙と情報交換を目的として、国内のアジャイル開発関連のキーパーソンが一堂に会して講演や事例紹介などが行われるもの。2009年から毎年1回のペースで開催されており、今回が3回目となる。 本稿では、同イベントのキーノートセッション「Fearless Change - 不安を乗り越えて組織改革を推進するには」の内容を紹介する。講演者は、アメリカでソフトウェアパターンの研究とコンサルティングに従事するリンダ・ライジング氏。同氏は膨大な数のパターンの研究および啓蒙活動で広く知られ、ソフトウェアパターン界では「パターンプリンセス」のニックネームで呼ばれている。 ライジング氏がまず初めに紹介したパターンは
アジャイルUX 小史 アジャイル開発と UCD(ユーザ中心設計)は別々に進化を遂げていましたが、ほぼ同時期に一躍注目を浴びるようになります。1999年にUCD の国際規格 ISO13407 が制定され、2001年にはアジャイル宣言が出されたのです。これらの手法を組み合わせて、優れたUX を迅速に開発しようという動きが現場で起きたのは自然なことでしょう。 (なお、アジャイル開発の具体的な内容についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ牛尾さんの連載をご覧ください。) ただ、最初の頃はそれらの試みはあまり上手くいきませんでした。そもそも伝統的な UCD はウォーターフォール的ですし、手法の多くはアジャイル特有の短期間のイテレーション(1~4週間)には収まりません。そのうえアジャイル開発者と UX の実務家は、お互いを全く理解していませんでした。ケント・ベックとアラン・クーパーの論争はそれを象徴するも
「Domain-Driven Design」通称「DDD」の原著が出版されたのは、2003年のことだった。Kent Beck氏が賛辞に寄せた「思慮深いソフトウェア開発者全員の必携書」という言葉が示している通り、英語圏では圧倒的な支持を集め、出版から7年が経過した現在でも、Yahoo! Groupsのメーリングリストでは活発な議論が交わされている。 一方、日本では少し状況が異なる。識者の間では、有用な書籍として早くから知られていたものの、500ページ超という厚さと、文体の難しさが、多くの日本人エンジニアの挑戦を阻んできた(邦訳も待ち望まれたが、長い間出版されなかった)。 佐藤匡剛氏による「Domain-Driven Designのエッセンス」、徳武聡氏による「DDD Quickly 日本語版」をはじめ、日本語の情報は少なからず存在したし、国内での実践事例も徐々に蓄積されていたものの、本質的に
なぜアジャイルが注目を浴びているのか 最近「アジャイル開発」が大きく盛り上がっているように感じます。大規模なイベントが開催され、MicrosoftやIBM等の大手も参画。筆者の周辺では「iPadか?アジャイルか?」という勢いを感じます。最近ではアジャイル支援の仕事も増えてきました。 では、アジャイル開発のどんなところが凄いのでしょう? 本に書いてある通りのアジャイル開発を実践すれば本当に効果が出るのでしょうか? 皆さんの中には、トップダウンでアジャイル導入が決まり、「どうしたらいいんだろう」と感じておられる情報システム部門の方もいらっしゃるかもしれません。 この連載では主にユーザー企業の情報システム担当者の皆さんに向けて、筆者が長年のアジャイルの実践経験を通じて学んだ「アジャイル開発における導入成功の秘訣」をこっそりお話いたします。連載の第一回はイントロダクションとして、アジャイル開発の導
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く