初代のBoogie Boardを米国から個人輸入したのは2010年の初頭だった。薄さ3mm少々のただの黒いプラスティックの板の上に、付属のペンでも爪先でも不思議なくらいスムーズに文字や絵が描けるのに極めて感動した記憶がある。 あれから1年半、筆者にとっては第三世代とも言える「Boogie Board rip」と名付けられた機能拡張された新製品を、進んで人柱となって衝動買いした。Boogie Board ripは、比較的大きな9.5型のLCDスクリーンを採用している。 Boogie Board ripは、筆者がすでに持っているほかの2つのBoogie Boardより明らかに分厚く、大きく、重い。しかし最大の特長は、従来のBoogie Boardでは不可能だった、筆記データの保存処理の実現だ。内蔵8MBのメモリーにはPDF変換されたイメージファイルが100ページ以上保存することができ、USBケ