野球はスポーツの中では比較的撮りやすい方だ。とりあえず、一番の主役であるピッチャーとバッターのいる場所が決まっているから。 だからといって、欲張ってはいけない。ピッチャーを撮ってすぐバッターを撮って、打ったら守備を撮って……というのはダメ。まず間に合わなくてどれも中途半端になっちゃう。投げかけのピッチャー、バットを振り終わったバッター、ボールを捕ってファーストに投げたあとのショートって感じ。 それではしょうがないので、そのときどきで撮る選手を絞ろう。普通は「自分の息子」だろうけど。 まずはピッチャーから。 一番重要なのは、ピントとタイミング。余裕をもって、ピントが合うまでに1秒くらい見ておこう。イメージとしてはこんな感じ。足を上げたところは狙い目。このあたりはゆっくり始動するからタイミングも掴みやすい 普通、自分の息子が試合に出てたら、自分たちのベンチ裏あたりに陣取ることになると思う