日本の組織が抱える“3つの部族問題”を解消する、「変態ミドル」と「フォロワー」の存在 埼玉大学 准教授 宇田川元一氏 × 株式会社アクション・デザイン 代表取締役加藤雅則氏:前編 ティール組織、ホラクラシー等、近年組織開発に関連するワードを目にすることが増えている。企業のイノベーションは今日の日本企業の大きな課題とも言われる。多くの日本企業が過去最高益を記録するなかで、こういったことに関心を持つ人が多いのは、おそらく「今はいい、しかしこのままでは将来的には立ち行かなくなる」という危機感の表れだろう。日本企業は今後どうしていったらいいのだろうか。イノベーティブで協働的な組織のあり方とその実践について研究を行う宇田川元一氏(埼玉大学 准教授)とコーチングや対話型の組織開発により日本の組織を活性化するという課題に長く取り組み、『組織は変われるか』等の著作がある加藤雅則氏が語り合った。前後編の2回