実は私も「プライバシーなんて幻想に過ぎない」つう池田信夫説には全く賛成なんですよ。プライバシーなんて、短く見積もれば100年ちょっと、長く見積もってもキリスト教の「懺悔」つう風習ができて1,000年ちょっとの間に作られた、人類の歴史から見ればぽっと出の新しいコンセプトにすぎない。ただ、その幻想を前提にして社会が回るようになってしまったつうのも事実ぢゃよな。それをどう解決するか。私は「段階的にプライバシーへの依存を減らしていく」という方針で臨みたい。 プライバシー幻想ふたたび (池田信夫blog) 根本的な点は、プライバシーは法的に保護さるべき人権ではない、ということだ。これは普遍的な権利ではなく、1890年にWarren-Brendeisの論文で「有名人が私生活を撮影されない権利」として提唱された特殊な概念にすぎない。プライバシーを人権とするかどうかについては、1980年代に論争があったが