今やIP電話を代表するプロトコルとなったSIP。このSIPを活用したプレゼンス(在席管理)機能が、どうやらビジネスシーンで十分に生かされていないようだ。 今や国内において、IP電話のプロトコルの主流=SIP(Session Initiation Protocol)だと言い切ったとしても誰も否定はしないだろう。だが、日本はIP電話に関しては後進国であり、世界的にはむしろH.323の方が主流である(今は世界的にもSIPに移行しつつあるが)。 ではなぜ、このように日本国内でこれほどまでSIPが浸透したのだろう? それは多くの識者たちが以下の2つを挙げ、SIPの優位性を強く訴えたからではないだろうか。 3GPP(Third Generation Partnership Project):第3世代移動体通信システムの標準規格 SIMPLE(Session initiation protocol fo