水は無重力空間では球状になってふわふわと浮かぶことは有名ですが、では宇宙で水に濡れたタオルを絞ったらどうなるのでしょうか? カナダの高校生が考えた実験を、宇宙飛行士が実際にやってみたという動画です。 細かい水滴が飛び散るのか、あるいはひとつの大きな塊ができるのか――。なんとなくふわふわと浮かぶ水玉が出てきそうな予感がしますが、実際は水がタオルから離れずに、まるでゼリーのような状態に。宇宙飛行士の手にもまとわりついたままになり、プルンプルンと揺れています。 タオルの周りをゼリーが覆っているような状態に 手についた水もプルンプルン 宇宙空間では重力がないため、水の表面張力の働きによってこのような状態になるのだそう。質感ががらりと変わって見えますが、感触はやっぱり普通の水と同じなのでしょうか。宇宙の不思議さを強く感じさせられます。 advertisement 関連記事 宇宙にも肉球はあった――赤