もう、菅直人政権を倒してくれというのは国民の願いになっている。「オレの顔が見たくなければ再生エネルギー特別措置法案を通せ」とか、「特例公債法案が通らないなら辞めないよ」とか。これは恫(どう)喝(かつ)ですよ。(北朝鮮総書記の)金正日じゃあるまいし、聞いたことがない。 知事や村長と違って首相は国会が選んでいる。辞めさせられるのも国会だ。その原則、責任を国会議員は自覚しなくてはならない。 衆院で内閣不信任決議案をもう一回出すということもプランとしてあっていい。(議決した法案を同一会期中に再び審議しないという)「一事不再議」は当然のルールだ。一方で、なぜ慣習で成文化してないのかというと、例外を想定しているからです。例えば、不信任案否決直後に首相が精神に異常を来してやることなすこと支離滅裂、でも辞めないという意思だけは固いという場合、放置できるのかとかね。 菅内閣は、不信任案を否決した6月2日の時