横浜市は朝鮮学校に支給している補助金の凍結を学校側に伝えていたことが28日までに分かった。市は、北朝鮮の核実験などを理由に2013年度予算に計上した約250万円の支給手続きを見送ってきたが、学校側に正式な通知がなされたのは初めて。 市教育委員会学校支援・地域連携課によると、学校を運営する神奈川朝鮮学園宛てに25日にファクスを送付。事前の質問に回答する形で、見送っている補助金の支給について「現下の状況では、執行する状況にない」としている。 市は10日、朝鮮学校を含む外国人学校に対する「市私立外国人学校補助金」の交付要綱を国際情勢に応じて支給しないことができるよう改正。対象9校のうち、中華学校やインターナショナルスクールなどには申請の案内を送付したが、朝鮮学校3校には送っていないという。 同課の担当者は「朝鮮学校側から申請の意向を聞いたので近く案内を送るが、今の状況では執行する状況にはな