鹿児島、熊本両県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道の沿線で撮影が進められている映画「RAILWAYS」シリーズの第3作「かぞくいろ」に出演する有村架純さんらが5日、鹿児島県出水市で記者会見した。今月中旬までのロケが大詰めを迎える中、作品にかける意気込みや地元の撮影協力に対する感謝の思いを語った。 「かぞくいろ」は、有村さんが演じる主人公が若くして夫を亡くし、夫の連れ子である息子を伴って鹿児島の義父を訪ねて血縁のない息子と義父の3人で新たな家族を築いていく物語。会見には義父役の國村(くにむら)隼(じゅん)さんと息子役の歸山(きやま)竜成(りゅうせい)さん、息子の担任役で鹿児島出身の桜庭ななみさんが顔をそろえた。 有村さんは、実年齢とほぼ同じ設定で母親役を演じることを「役柄の幅が少し広がるのをうれしく感じた」といい、等身大で演じたいという主人公の戸惑いや葛藤、奮闘する姿を「見守ってほしい」と語った。 國村