与謝野馨という政治家は、マスコミの評価は高いが、それは与謝野の政策が財務官僚の言いなりの消費税大増税による財政再建路線一本槍だからだ。政治家としての実力は低い。しかも財務官僚に洗脳されるくらいのコンサバだから、自ら新党結成に走るような行動力のあるタイプとは思われない。だから、よりにもよって与謝野が新党を結成するという報道は、最初はガセネタだと思っていた。しかし、各紙が一斉に与謝野新党を書き立てるに及んで、これは本気であると解釈せざるを得ない。それに、思い出してみれば与謝野は『文藝春秋』4月号に「論文」を書いていたのだった。そして、その与謝野の新党結成構想には、以前から与謝野を高く買っていて、かつ以前大連立騒動を仕掛けたことのあるナベツネが一枚噛んでいるという以外の解釈はできない。ナベツネが支配している読売新聞は、ネット版でも長文の記事を流している。 http://www.yomiuri.c