外遊中の安倍首相は昨日訪問先のインドで東京裁判で被告人の無罪を主張したパル判事の息子さんと面会したそうです。 東京裁判(極東国際軍事裁判)は日中戦争及び太平洋戦争の戦時中の指導者を裁いた裁判です。この裁判では戦時中の指導的な立場であった28人がA級戦犯として、「平和に対する罪」、「殺人及び殺人共同謀議の罪」及び「通例の戦争犯罪人及び人道に対する罪」の罪状で起訴されました。その結果、東條英機、武藤章、松井岩根、木村兵太郎、板垣征四郎、広田弘毅、土肥原賢二の7名が死刑の判決を受けました。パル判事はこの中にあって「パル判決書」と呼ばれる意見書を提出し、「平和に対する罪」及び「人道に対する罪」事後法であり、東京裁判が勝者による敗者の裁きに過ぎないと批判、被告人全員を無罪であると主張しました。 このことから東京裁判に批判的な立場を中心にパル判事は「日本の無罪を主張した」人物としてみなされ、靖国神社に