東京女子大キャリア・センターは5月27日から、VR(仮想現実)を用いた採用面接体験動画を導入した。大学の就職支援としてVRを活用するのは国内初。本番さながらの雰囲気を事前に体験することで、緊張感や苦手意識の克服につながると期待されている。 VR面接動画は、多くの大学でキャリア支援を手掛けている岡崎人事コンサルタント(岡崎浩二社長)の監修。VR視聴機器(VRゴーグル)をキャリア・センター資料室に設置し、学生は1次、2次面接や最終面接を想定した動画を各自の活動の状況に合わせていつでも視聴できる。何度でも反復練習ができるため、話し方の工夫や面接スキルの向上につながるという。動画コンテンツは随時追加し、就職環境の変化にも対応する。 経団連と国公私立大学の代表者で構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」の中間とりまとめと共同提言では、新卒一括採用の限界を指摘し、通年採用の拡大など多様な採